チェルヴェッロ

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チェルヴェッロ
Cervello
出身地 イタリアの旗 イタリア ナポリ
ジャンル プログレッシブ・ロック
活動期間 1972年 - 1974年
2017年 -
共同作業者 オザンナノヴァ
メンバー コラード・ルスティチ
ジュリオ・ダンブロッジオ
アントニオ・スパニョーロ
ヴィルジーニオ・シモネッリ
ササ・プリオーレ
ダヴィデ・デヴィート
旧メンバー ジャンルイジ・ディフランコ
レミジオ・エスポジト

チェルヴェッロCervello、イタリア語で「脳」)は、1970年代初期に活動したイタリアプログレッシブ・ロック・バンドの名称である。

略歴[編集]

チェルヴェッロは、ナポリのミュージシャンによって結成された。17歳のコラード・ルスティチは、当時、ナポリの人気ロックバンドだったオザンナのギタリストであるダニーロ・ルスティチの弟であった。

1973年、バンドは彼らの唯一のアルバム『メロス』をリリースした。これは素晴らしいイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロック作品となっている。楽曲において、バンドは優れた楽器巧者らしさを示し、時々複雑すぎるほどのパッセージをまぶしている。フルートとサクソフォーンが、他のプログレッシブ作品においてよく使われるキーボードとメロトロンを置き換えるため、頻繁に使用されている。

好評を博したにもかかわらず、バンドは1974年に解散した。コラード・ルスティチは、オザンナでの短い仕事とノヴァでの長い在籍の後、ソロ・ミュージシャンおよび音楽プロデューサーとして成功に向かうキャリアを開始した。ジャンルイジ・ディフランコは、1980年代初期に打楽器奏者のトニ・エスポジトと一緒に仕事した。その後は、音楽療法の研究に専念している[1]

2017年、元メンバーの3人、アントニオ・スパニョーロ、ジュリオ・ダンブロッジオ、コラード・ルスティチが、新しいバンド・メンバーのヴィルジーニオ・シモネッリ(リード・ボーカル)、ササ・プリオーレ(キーボード)、ダヴィデ・デヴィート(ドラム)と東京でコンサートを行った。これはアルバム『ナポリ幻想 (ライヴ・イン・東京 2017)』というライブCDおよびDVDとしてリリースされた[2]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 『メロス』 - Melos (1973年)
  • 『ナポリ幻想 (ライヴ・イン・東京 2017)』 - Live in Tokyo 2017 (2019年)

脚注[編集]

  1. ^ Cesare Rizzi, Fulvio Beretta Enciclopedia del Rock Italiano 8879660225- Page 244 "Gianluigi Di Franco, da parte sua (Capri 1953) si occupa di musicoterapia in un ospedale psichiatrico prima di tornare in scena negli '80 come cantante di Kalimba de luna e As Tu As (Tony Esposito) e Radio Africa (Tullio De Piscopo).... DISCOGRAFIA Cervello (1) MELOS (Ricordi 1973, Contempo 1991 CD) Corrado Rustici (2) NOVA / BLINK (Ariston 1976, ..."
  2. ^ Cervello - Live in Tokyo 2017”. www.corradorustici.com. 2019年6月8日閲覧。

外部リンク[編集]