テラロッサ ウィキペディアから無料の百科事典 テラロッサの土壌 テラロッサ( terra rossa )とは、間帯土壌に分類される土壌で、イタリア語で赤い土を意味する。 石灰岩の風化によりでき、地中海沿岸に主に分布している。石灰に含まれる炭酸カルシウムが溶け出し、後に残った鉄分などが酸化したために赤紫色をしている。もとは地中海沿岸のものを指したが、のち同じ起源の赤色土壌にも使われるようになった。石灰岩を起源とする褐色土壌はテラフスカと呼ぶ。あまり肥沃でなく、果樹栽培に利用される事が多い。 関連項目[編集] 成帯土壌 テラローシャ 典拠管理データベース 全般 FAST 国立図書館 ドイツ イスラエル アメリカ