ディレクトワール様式

ウィキペディアから無料の百科事典

ディレクトワール様式(ディレクトワールようしき、Directoire_style、フランス語:Directoire)、またはディレクトアール様式[1]は、フランス革命により総裁政府が発足した1795年頃から、ナポレオン1世が皇帝に即位した1804年までの執政官政府時代の、衣服家具等の様式[2][1]

解説[編集]

ルイ16世様式からアンピール様式への過渡期にあたり、16世紀様式の特徴である古代ギリシアローマ時代の影響を引き続き受けている[2]。例えば、ギリシア時代を代表するフォルムが美しい椅子、クリスモス。その優雅なカーブを描く脚のラインは、ディレクトワール時代の椅子にも取り入れられた[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b 中山公男. "ディレクトアール様式". 改訂新版 世界大百科事典. コトバンクより2024年4月16日閲覧
  2. ^ a b c 西川栄明『新版 名作椅子の由来図典:歴史の流れがひと目でわかる 年表&系統図付き』誠文堂新光社、2021、106頁。 

参考文献[編集]

外部リンク[編集]