ドミニカ共和国の鉄道

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1925年の鉄道路線図
サント・ドミンゴ地下鉄のフアン・パブロ・ドゥアルテ (Juan Pablo Duarte) 駅
サント・ドミンゴ地下鉄向けに使用されているアルストム・メトロポリス9000形電車英語版 (Alstom Metropolis 9000 Series) の連結

ドミニカ共和国の鉄道では、ドミニカ共和国における鉄道について記す。主に製糖工場英語版用として、国営の1社および複数の民間企業によって運営されている。 隣接するハイチ共和国とは鉄道で結ばれていない。

歴史[編集]

1877年に、サント・ドミンゴ (Santo Domingo) からサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス (Santiago de los Caballeros) を通ってプエルト・プラタ (Puerto Plata) に繋がる、最初の鉄道路線が開業している[1]


国有及び私有鉄道[編集]

鉄道路線網は、貨物および旅客輸送用の複数の路線から成り立っている。また、複数の軌間を使用している。 20世紀中に一部が廃止されたことで、鉄道路線網は部分的なものになり、主にサン・ペドロ・デ・マコリス (San Pedro de Macorís) およびラ・ロマーナ (La Romana) の都市周辺に集中している、一連の分散された支線へと縮小された。

当初の鉄道路線網についての概要を、以下に示す。

  • サトウキビの輸送手段として、1911年にセントラル・ロマーナ鉄道 (Central Romana Railroad) が設立された。路線の全長は757キロメートル (470 mi)であり、うち375キロメートル (233 mi)が軌間1,435 mm (4 ft 8 12 in)の標準軌である。
  • ドミニカ共和国政府鉄道 (Dominican Republic Government Railway) は、全長142キロメートル (88 mi)、軌間1,067 mm (3 ft 6 in)の狭軌である。
  • 他のサトウキビ会社で運営される路線は複数の軌間(557 mm (21 1516 in)、762 mm (2 ft 6 in)、1,067 mm (3 ft 6 in)(1995年))が採用されており、全長は240キロメートル (149 mi)である。

都市鉄道[編集]

脚注[編集]

  1. ^ An article about the history of Dominican railways (Diario Libre) (スペイン語)
  2. ^ Santo Domingo Metro at urbanrail.net
  3. ^ Santo Domingo Metro Line 1 overview Archived 2013年10月21日, at the Wayback Machine. (OPRET official website) (スペイン語)
  4. ^ Santo Domingo Metro Line 2 overview Archived 2013年9月30日, at the Wayback Machine. (OPRET official website) (スペイン語)
  5. ^ "Proyecto tranvía de Santiago se encuentra estancado" (Diario Libre)
  6. ^ Santiago Light Rail at subways.net

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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