ニューすずらん

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ニューすずらん
大阪港でのニューすずらん
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本(1979-1996)
ギリシャの旗 ギリシャ(1996-)
所有者 新日本海フェリー(1979-1996)
en:ANEK LINES(1996-)
運用者 新日本海フェリー(1979-1996)
en:ANEK LINES[1]
建造所 幸陽船渠[2]
母港 小樽
姉妹船 ニューゆうかり
建造費 35億円[3]
船級 JG[2]
信号符字 SZRD
IMO番号 7814046
MMSI番号 237022000
改名 ニューすずらん(1979-1996)
KRITI I(1996-)[1]
経歴
起工 1978年11月23日[2]
進水 1979年2月22日[2]
竣工 1979年5月19日[2]
就航 1979年5月
運航終了 1996年6月
現況 ギリシャの旗 ギリシャで就航中
要目
トン数 7,248トン[2]
総トン数 16,239トン(竣工時)[2]
14,624トン(改造後)
27,239トン(ANEK LINE)[1]
載貨重量 5,561トン[2]
排水量 17,621トン[2]
全長 191.8m[2]
垂線間長 181.0m[2]
型幅 29.4m[2]
型深さ 9.0m[2]
満載喫水 6.7m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 三菱MAN 16V52/55型×2[2]
推進器 2軸[2]
最大出力 32,000馬力[2]
定格出力 27,200馬力[2]
最大速力 25.6ノット[2]
航海速力 22.5ノット[2]
航続距離 4,300海里[2]
旅客定員 870名[2]
1500名(GNV)[1]
乗組員 64名[2]
車両搭載数 トラック163台、乗用車40台(竣工時)[2]
トラック189台、乗用車85台(改造後)
乗用車650台(GNV)[1]
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ニューすずらんは、新日本海フェリーが運航していたフェリー

概要

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同型船のニューゆうかりとともに幸陽船渠で建造され、1979年5月に敦賀小樽航路に就航した[4]。就航当時、さんふらわあ11の総トン数を2000トン上回る日本最大のフェリーだった[5]

1996年6月、すずらん(初代)すいせん(初代)と交代して引退。

その後ギリシャen:ANEK Linesへ売却され、改造を受けてKRITI Iとなり、ピレウス - ヘラクリオン航路などを中心に就航。2018年時点ではイタリアGrandi Navi Veloci(GNV)に用船されナポリ - パレルモ間に就航[1]

設備

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新日本海フェリーの新造船のうちフェリーあかしあまで採用されていた観音開きのバウドアにかえて、跳ね上げ式バウバイザーを装備している。

最上甲板に設置されたダミーファンネルの内部は、スカイラウンジとなっていた。 1981年に車両甲板を拡大してトラック搭載数を増加する工事を実施、総トン数が減少した。後の改造でA甲板後部に2等船室とスポーツデッキが増設された。

船室

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  • スイートルーム(2名×2室)
  • 特等(和洋室 2名×20室)
  • 1等
    • 洋室ツイン(2名×26室)
    • 洋室二段ベッド(4名×26室)
    • 和室(25名×10室)
  • 2等寝台(計180名)
  • 2等(計34名)
Aデッキ[6]
  • スイートルーム
  • 特別室
  • 2等和室
  • 特別室ロビー
  • 浴室
  • スカイラウンジ(ステージ・ダンスフロア付)
Bデッキ[6]
  • 案内所
  • エントランスホール
  • レストラン
  • グリル
  • テイクアウトコーナー
  • マージャン室
  • 休憩室「プラザ」
  • 特等サロン
  • 1等室(一部は旧特等室)
  • 2等寝台室
  • 2等
車両甲板[2]
  • Cデッキ:トラック40台・乗用車46台
  • Dデッキ:トラック123台

脚注

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  1. ^ a b c d e f 地中海の元日本長距離フェリー最近影 - 世界の艦船2019年1月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 新造船写真集 旅客カーフェリー ニューすずらん NEW SUZURAN 新日本海フェリー株式会社 - 船の科学1979年8月号
  3. ^ 新船紹介 新日本海フェリー「ニューすずらん」 - 旅客船1979年8月号
  4. ^ 新日本海フェリー 会社案内 沿革”. 新日本海フェリー. 2015年10月31日閲覧。
  5. ^ 久々明るさ取りもどすフェリー業界 - 中部財界1979年10月1日号
  6. ^ a b ぐるりニッポン船旅ガイド'96(成美堂出版)

外部リンク

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