パネル橋MGB

ウィキペディアから無料の百科事典

90式戦車を通過させるパネル橋MGB

パネル橋MGB(パネルきょうエムジービー)は、陸上自衛隊の装備。施設科に配備される。

特徴

[編集]

パネル橋の後継として採用された。重量は従来のパネル橋の半分程度に抑えられ、耐久重量も60tまで増加している。このため、90式戦車も通過可能である。

74式特大型トラックなどがベースとなっている運搬車で現場まで運搬し、荷台より降ろして、人力などで組み立てを行い、展開する。軽量かつ強度のある橋が迅速に構築できる。1997年(平成9年)度から配備開始。

東日本大震災においては、落橋した南三陸町国道45号・志津川水尻橋に代わり架橋されている[1]

諸元

[編集]
  • 全長:42,000mm
  • 全幅:4,000mm
  • 重量:58,500kg
  • 耐用重量:60,000kg

製作

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ “被災地復旧も始動 糧食・燃料・各種資機材 後方も補給に全力”. 朝雲新聞. (2011年3月31日). オリジナルの2012年7月20日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/toUg 

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]