パーミー
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パーミー Palmy ปาล์มมี่ | |
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基本情報 | |
出生名 | イヴ・パーンジャルーン |
生誕 | 1981年8月7日(43歳) |
出身地 | タイ バンコク |
ジャンル | ロック |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 2001年 - |
パーミー(Palmy, ปาล์มมี่、1981年8月7日 - )は、タイ出身の歌手。
経歴
[編集]タイ人の母とベルギー人の父を持つ。本名イヴ・パーンジャルーン(อีฟ ปานเจริญ、Eve Parnjereurn)。
12歳までバンコクで過ごした後、母親と共にオーストラリアに渡る。 オーストラリア滞在中は美術を専攻。タイには無い様々な美術、音楽に触れ、後の彼女のスタイルに大いに影響を与えた。
歌手になることを決意しタイに戻った彼女は、デモテープを持参しGMM GRAMMY社の門を叩く。 そして遂に2002年12月にデビューアルバム「Palmy」をリリース。 保守的なタイ国民にとって、ヒッピー風のファッションで自由をモットーとする歌を高らかに歌い上げる彼女のデビューは衝撃的な事件であった。 アルバムの一曲目「大声で歌いたい」はPalmyの代表曲であり、2002~2003年のタイ音楽シーンを代表する歌でもある。中でも同曲のPVで彼女が踊っている一見奇妙な踊りは特徴的で、ライヴなどでは演奏中にオーディエンスが真似をするのが恒例となっている。
音楽的には、基本的に洋楽の影響が大きいが、タイ語の声調の響きと相まって彼女独自の世界を形成している。 明るい曲調で真価を発揮するタイプのシンガーだが、バラードなどでも実に聴かせる実力派。 ライヴでの歌唱力も本物で、タイでは少ない、コンサートでのリップシンク(口パク)をしないアーティスト。 クランベリーズ、アラニス・モリセットなどの女性アーティストを好む。(過去のインタビューで、男性アーティストには余り魅力を感じない、という趣旨の発言をしている。)
2004年3月に日本デビュー。その3ヶ月後、6月10日には渋谷O-EASTにて初来日公演を果たす。その後も2004年11月13日、2006年11月12日に共に渋谷DuoMusicExchangeにて来日公演を行った。
音楽作品
[編集]タイ本国盤
[編集]- Palmy(2001年12月21日)
- Stay(2003年7月29日)
- Showcase(ベスト盤, 2005年3月15日)
- Beautiful Ride(2006年6月3日)
- The Best Hits of Palmy(ベスト盤, 2006年11月14日)
日本盤
[編集]- Palmy(2004年3月21日)
- Beautiful Ride(2006年10月4日)
映像作品
[編集]タイ本国盤
[編集]- Palmy(Karaoke VCD, 2002年4月3日)
- Palmy’s Life Concert(Concert VCD, 2002年5月21日)
- Palmy(上記2枚をセットにした限定版VCD, 2002年8月16日)
- Stay(Karaoke VCD, 2003年9月9日)
- Stay(Karaoke DVD, 2003年9月17日)
- Palmy Stay with Me(Concert VCD, 2003年12月19日)
- Showcase(ベスト盤Karaoke VCD, 2005年3月15日)
- Beautiful Ride(Karaoke VCD, 2006年6月29日)
- The Rhythm of The Times(Concert VCD, 2006年9月9日)
- The Rhythm of The Times(Concert DVD, 2006年10月14日)
- The Best Hits of Palmy(ベスト盤Karaoke VCD, 2006年11月14日)
日本盤
[編集]- Palmy(DVD, 2004年5月21日)