ビューン
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2−2−1 KANDA SQUARE |
設立 | 2010年3月19日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3010401086948 |
事業内容 | インターネットを利用したコンテンツ配信サービス等 |
代表者 | 大石隆行(代表取締役社長) |
資本金 | 4億4000万円 |
売上高 |
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経常利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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主要株主 |
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外部リンク | https://www.viewn.co.jp/ |
ビューンとは、2010年6月から株式会社ビューンによって提供されている、モバイル用の電子コンテンツサービスである。
概要
[編集]新聞、雑誌類、テレビを、モバイル上から閲覧可能とするサービスである。iPad、iPhone、ソフトバンク3G携帯、ソフトバンクAndroid携帯でサービスの利用が可能となっている。
料金
[編集]対象 | 料金 | 備考 |
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iPad | 450円(税込)/30日 | |
iPhone iPod Touch | 350円(税込)/30日 | |
Softbank携帯電話 Android搭載スマートフォン | 315円(税込)/月額 | 携帯電話では、Flash Light 2.0以上の環境が必要 |
上記いずれも2010年12月現在[1]。
過去の事件
[編集]2010年6月1日、iPadのサービス開始時にアクセスが殺到し、サービスを停止するというアクシデントがあり、実際のサービス提供は6月29日となった[2]。
配信方法について
[編集]アエラ、週刊朝日など発売日当日から、ほぼ全ての記事が読めるものと、cancamやfridayなど一部の記事が読めるものとがある。 また、すべての雑誌が発売日初日から閲覧できるわけではなく、少しずつ閲覧可能記事が増えていくシステムをとっている。
沿革
[編集]- 2010年3月19日 - ソフトバンク株式会社(現:ソフトバンクグループ株式会社)が100%子会社として株式会社ビューンを設立
- 2010年6月1日 - 13社の31の新聞・雑誌の一部が購読できるサービス「ビューン」の提供開始。しかしアクセスが集中しサービスを一時停止[3]
- 2010年6月29日 - 「ビューン」をiPad向けWi-Fi限定で再開[4]
- 2010年7月6日 - 毎日新聞、電通、西日本新聞を引受先とした第三者割当増資[5]
- 2010年12月 - 「ビューン」がAndroidに対応[6]
- 2011年8月29日 - 女性向け電子書籍サービス「ビューン for Woman」を月額月250円で提供開始[7]
- 2013年10月28日 - 「ビューン全部読み」の提供開始[8]
- 2015年6月24日 - ソフトバンクユーザー向けに月額540円で雑誌やマンガ読み放題になる「ブック放題」の提供開始[9]
- 2016年7月1日 - 来店者が雑誌・マンガ読み放題になる法人向けサービス「ビューン読み放題スポット」の提供開始[10]
- 2017年6月1日 - 入居者が雑誌・マンガ読み放題になる集合住宅のオーナー向けサービス「ビューン読み放題マンション」の提供開始[11]
- 2017年10月5日 - 「ブック放題」の利用者をソフトバンク利用者以外に拡大[12]
- 2017年12月25日 - Yahoo!プレミアム会員に月額無料で読み放題になる「読み放題プレミアム by ブック放題」の提供開始[13]
- 2018年11月 - 「LINE@」や「LINE公式アカウント」を活用する店舗・企業向けの読み放題サービス「ビューン@(アット)」を提供開始[14]
- 2019年5月 - 店舗のサブスクリプション型サービスの導入を支援する「Sub.」を提供開始[15]
- 2019年9月 - 美容院等向けのタブレット専用読み放題サービス「読み放題タブレット」を提供開始
- 2020年4月3日 - 無料マンガのまとめ速報サービス「フリービューン」を提供開始[16]
- 2022年3月 - 「フリービューン」をレプラホーン株式会社へ事業譲渡
- 2023年6月 - 「Sub.」をコムソフト株式会社へ事業譲渡[17]
- 2023年8月 - 株式会社Link-U(現:Link-Uグループ株式会社)の持分法適用関連会社となる[18]
- 2024年5月 - Link-Uグループ株式会社の連結子会社会社となる[19]
脚注
[編集]- ^ サービス | ビューン
- ^ 蓮実社長に聞く、その後の「ビューン」はどうなっているのか - デジタル - 日経トレンディネット
- ^ “【動画アリ】国内大手メディア13社参加のiPadアプリ『ビューン』は6/1 無料DL開始!”. 週刊アスキー (2010年5月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “定額コンテンツ配信サービス「ビューン」 iPad向けにWi-Fi限定で再開”. ITmedia Mobile (2010年6月29日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “ビューンが第三者割当増資を実施、毎日新聞社と電通、西日本新聞社が出資”. ITpro (2010年7月6日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “2010年12月ビューンがAndroidにも対応”. ITmedia Mobile (2010年11月4日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “女性向け電子書籍サービス「ビューン for Woman」 月250円で開始”. ITmedia Mobile (2011年8月29日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “「ビューン全部読み」の提供を開始”. INTERNET Watch (2013年10月28日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “本日開始!雑誌とマンガが読み放題のソフトバンク『ブック放題』を他サービスと比較”. 週刊アスキー (2015年6月24日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “来店者に雑誌・マンガの読み放題スポット、ビューンが法人向けに提供”. ケータイ Watch (2016年5月9日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “ビューン、マンション入居者が無料で雑誌・マンガ読み放題のサービス”. ITpro (2017年4月25日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “「ブック放題」がソフトバンク以外でも利用可能に”. ITmedia Mobile (2017年10月4日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “Yahoo!プレミアム会員、雑誌100誌&マンガ1万冊以上が読み放題に”. ITmedia Mobile (2017年12月25日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “ビューン、店舗・企業向けの読み放題サービス「ビューン@(アット)」を提供開始”. 日本経済新聞 (2018年10月18日). 2023年7月6日閲覧。
- ^ “店舗のサブスクリプション型サービスの導入を支援する「Sub.」を提供開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2019年5月21日). 2023年7月6日閲覧。
- ^ “ビューン、正規版の無料マンガを紹介するサービス「無料マンガまとめ速報 フリービューン」を開始 ~ ebookjapan、コミックシーモア、BookLive!と連携”. HON.jp News Blog. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “店舗型サブスクリプションサービス「Sub.」の運営会社を「コムソフト」に変更”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年6月1日). 2023年7月6日閲覧。
- ^ “Link-U、マンガや雑誌の読み放題サービス「ブック放題」を提供するビューンの株式49%を取得、持分法適用会社に”. gamebiz【ゲームビズ】. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “Link-U、持分法適用会社ビューン株式を追加取得して連結子会社化…法人向け雑誌の読み放題サービスを提供 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2024年5月23日閲覧。