ベイグラントストーリーの用語一覧

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ベイグラントストーリーの用語一覧(ベイグラントストーリーのようごいちらん)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)のPlayStation用ゲーム、『ベイグラントストーリー』に登場する用語を列挙した一覧。

団体に関する用語[編集]

新バレンディア王国(しんバレンディアおうこく)
ゲームに登場する架空の国で、王都はバルナイン。1500年ほど前に初代国王ナルザークにより「バレンディア王国」として建国。国教はヨクス教。専制君主制がとられていたが、34年前の内戦後、「新バレンディア王国」と名を改め議会制に移行した。
バレンディア国家評議会(バレンディアこっかひょうぎかい)
バレンディア王国の国政を行う機関。議会・元老院とも呼ばれる。議員は貴族・資本家など一部の富裕層で構成されている。
バレンディア治安維持騎士団(バレンディアちあんいじきしだん)
バレンディア国家評議会直属の機関で、略称はVKP(以下、VKPと略す)。最高責任者はリサイト長官。文字通り王国を揺るがす不穏分子の動きを抑えるための機関。重犯罪者処理班、情報処理班、対カルト班、監視班などで構成される。
エージェント
バレンディア治安維持騎士団に所属する人々の呼称。
リスクブレイカー
VKP内に存在する、重犯罪者処理班のエージェントを特に指す。現在でこそ法の番人とされているが、数年前までは国家公安のために反体制派の暗殺・破壊工作が認められていた。下される任務の性質上特に厳しい訓練が科され、現場では単独行動を原則とする。それ故に高い能力を誇る精鋭揃いだが、それでも任務からの生還率は芳しくない。
ヨクス教(ヨクスきょう)
聖者ヨクスを開祖とする、架空の宗教。一神教である。バレンディア王国の国教となって数百年の歴史を持つ。その信仰を広めるため、ヨクス教成立以前には日常のものとして使われていた「魔」の力を異端視し排除する事で勢力を拡大していった歴史を持つ。
法王庁(ほうおうちょう)
ヨクス教の最高機関。最高権力者はバドゥイズム法王。議会は最高権力者をバレンディア国王としているため、最近は議会と政治的に対立している。
聖印騎士団クリムゾンブレイド(せいいんきしだんクリムゾンブレイド)
法王庁直属の精鋭騎士団。団長はロメオ・ギルデンスターン。グレイランド事件には、メレンカンプ教団の殲滅と奇跡の確保を目的に介入して来た。バルドルバ公爵邸襲撃事件の鎮圧後はメレンカンプ教団を追うようにレアモンデに侵入、団長以下のほとんどが消息不明となる。
コマンダー
聖印騎士団の団長の下に置かれる役職。各コマンダーは配下の騎士のリーダーとなる。
メレンカンプ教団(メレンカンプきょうだん)
レアモンデを拠点とする新興宗教。主宰者はシドニー・ロスタロット。公爵邸襲撃事件を始めとして様々なテロを引き起こすなど、その攻撃性が法王庁とVKPから敵視されているが、レアモンデへの潜入が困難なため、実態が掴めない。

出来事に関する用語[編集]

バレンディア内戦(バレンディアないせん)
36年前にバレンディア王国で発生した、主権を巡っての摂政グルナス家とナルザーク王家の争い。国内を二派に分けての騒動となったが、2年後に終結した。内乱に際して王家側に付き、終結に尽力した英雄の一人がバルドルバ公爵。
グレイランド事件(グレイランドじけん)
バレンディア王国の貿易都市グレイランドで起きた、バルドルバ公爵邸占拠事件に始まりバルドルバ公爵殺害事件で終わる一連の事件の名称。謎が多く、ほとんどの容疑者・証人が行方不明であるため未解決。
バルドルバ公爵邸占拠事件(バルドルバこうしゃくていせんきょじけん)
メレンカンプ教団が、法王の退位と仲間の釈放を要求し、バルドルバ公爵の屋敷を占拠した事件。クリムゾンブレイドの突入によって鎮圧された。公爵本人は別邸にいたため無事だったが、2度の火災によって家族や使用人が犠牲となった。
バルドルバ公爵殺害事件(バルドルバこうしゃくさつがいじけん)
公爵邸占拠事件から1週間後、別邸にてバルドルバ公爵が殺害された事件。事件直前別邸にて、アシュレイ・ライオットが目撃された後、行方不明となっている。

名称に関する用語[編集]

グレイランド
一連のグレイランド事件の舞台となった新バレンディア王国の貿易都市。バルドルバ公爵が居を構える。
レアモンデ
魔導師メレンカンプが建てたとされる架空の都市。街のシンボルである大聖堂は、太陽の光を浴びて七色に美しく変化する。また、街のあちこちにキルティア時代の文字が見られる。ワインライムストーンの産地として有名だったが、多数の犠牲者が出た25年前の大地震以降、廃墟となってからは魔都と呼ばれる。この時の地震で生じたクレバス渦潮によって外界から隔離され、地下通路は迷宮となってしまった。
魔(ま)
ゲームに登場する、実体を持たない超常の力の総称。魔に関わる物の側にいるだけで、気付かないうちに感染する。強い魔に触れる機会が多いほど、魔力が強くなる。魔によって得られる力は様々で、モンスターの召喚や、遠見の能力、サイコメトリー、他人の視覚を共有するなどと言った形で顕れる。強い魔力を持った者は、相手を瞬時に洗脳することもできる。
グリモア
魔導師メレンカンプが作ったとされる魔導書。古代伝承学に拠れば、読む事で魔法が使える様になる。中でも究極の魔法を記した魔導書は「グラン・グリモア」と呼ばれるが、どのような魔法なのか詳細は一切不明。
古代キルティア時代(こだいキルティアじだい)
魔導師メレンカンプが活躍していた時代。ヨクス教が誕生した頃には終わりを迎えていた。日常的に「魔」の力が使われていた時代でもあった。
不完全な死(ふかんぜんなし)
ゲームに登場する考え方で、不死とも言う。特に魔に深く触れた者は、その代償として肉体は滅びても魂は生き続ける。そう言った点ではゾンビに限りなく近い。
完全なる不死(かんぜんなるふし)
ゲームに登場する考え方で、肉体も魂も滅びない。「魔」の力が否定された現在でも、それに魅せられる者は後を絶たない。
ホーリーウィン
ヨクス教のシンボル。「剣に二つ刃」の形。電源投入直後のタイトル画面の背景画。
血塗れの罪(ちまみれのつみ)
ヨクス教が異端者と認めた者にこの形の入れ墨が刻まれたと言われる。どのような物か知らない人も多い。ヨクス教成立以前にも使われていた。同じ名前の攻撃を繰り出すモンスターが登場する。

キャラクター名[編集]

以下に登場する人物を、所属する勢力ごとに大別して述べる。

VKP関連の人物[編集]

アシュレイ・ライオット(性別:男、年齢:20代後半、身長:181cm)
VKPきってのリスクブレイカー。VKPアカデミーを首席で卒業し近衛騎士団に入団するが、妻のティアと息子のマーゴが殺された事をきっかけに近衛騎士団を辞しリスクブレイカーへ転身。危険な任務に身を投じ続ける。長く水平にのびた前髪と、ズボンの隙間から見えるお尻が特徴的。
キャロ・メルローズ(性別:女、年齢:23歳、身長:173cm)
VKP情報処理班のエージェント。カルト教団や宗教的テロリズムの情報分析を専門としている。冷静さを失うことなく的確な解析能力は他の分析官からも一目置かれている。[1]優秀なエージェントだが、若さ故に実戦経験は少ない。公爵邸占拠事件に際しアシュレイのサポート役に抜擢され、レアモンデ潜入にも同行する。黒い髪と黒い瞳の持ち主。
ジャン・ローゼンクランツ(性別:男、年齢:20代後半?)
自らをリスクブレイカーと称し、単特行動を原則とするはずのリスクブレイカーをサポートする者と嘯いてアシュレイの行く先々に現れる男。唇のピアスや体中に張り巡らしたワイヤーと言った奇抜な服装が目を引く。魔を無効化する特異能力を持つ。魔都レアモンデに関してアシュレイよりも豊富な知識を持っている。[1]
バルドルバ公爵 / アルドゥス・バイロン・バルドルバ(性別:男、年齢:64歳、身長:175cm)
三十数年前に起きた王国の内乱終結に多大な功を挙げた、新バレンディア王国の重鎮。現在は健康上の理由から引退したものの、議会に対する発言力は未だ強い。メレンカンプ教団を支援しているという噂もある。

法王庁・クリムゾンブレイド関連の人物[編集]

ロメオ・ギルデンスターン(性別:男、年齢:34歳、身長:179cm)
法王庁直属の聖印騎士団「クリムゾンブレイド」団長。鎧に白袴、そして高潔さを思わせる洗練された物腰が目を引くが言動の端々には冷酷な思考が垣間見える。彼もシドニー追跡のためレアモンデに潜入する。[1]アカデミーを首席で卒業した優秀さとその信仰心の篤さを買われ、現在の地位に抜擢された。
サマンサ
クリムゾンブレイドのコマンダー。銀髪にミニスカート、右胸に花のタトゥーと華やかな出で立ちながらレアモンデ突入作戦部隊に加わっている。ギルデンスターンとは恋仲。
デュエイン
クリムゾンブレイド所属の神官。グリッソムの兄。神官という立場ながらレアモンデ突入作戦に志願した。あご髭と神官らしく刈り上げた髪。態度は尊大だが、指揮官としての統率力はある。
グリッソム
クリムゾンブレイド所属の神官。デュエインの弟。彼もまた兄と同じく、レアモンデ突入作戦に志願したひとり。短く刈り上げた髪に端正な顔立ち。言葉遣いこそ丁寧だが、刃物のような冷徹さがそこからは滲み出る。
ティーガー
クリムゾンブレイドのコマンダー。ヘヴィアクスを軽々と扱う鍛え上げた身体を持つ。戦士としての高潔さを持ち合わせ、非道な振る舞いに手を染めることはない。ニーチと行動を共にしている。
ニーチ
クリムゾンブレイドのコマンダー。髪を後ろでまとめた長身の女性で、ヘヴィメイスが得物。さばさばとした性格だが、衣装の左胸に花の刺繍をあしらうちょっとしたお洒落心も。ティーガーとは気が合う。
聖印騎士
ここではクリムゾンブレイドの騎士のうち、名前のついている騎士のみの説明とする。
サックハイムとグッドウィン
ワイン貯蔵庫の見張りをする新米騎士。
マンデル
アシュレイの目前で息を引き取り、ゾンビとなった騎士。
ベジャール と サージク
レアモンデを流れるティコラス川でデュエインとともに現れる騎士。

メレンカンプ教団関連の人物[編集]

シドニー・ロスタロット(性別:男、年齢:20代後半?、身長:178cm)
カルト集団"メレンカンプ"率いる若き指導者。[1]強烈なカリスマ性を持ち、読心や相手の過去を言い当てるなどの超常の力を振るう。中性的な印象を与える色白い美貌を持ち、背中には巨大な入れ墨が彫り込まれている。四肢の甲冑は義手と義肢。教団の手勢を率いて公爵邸を襲撃・占拠し、邸内で遭遇したアシュレイを挑発し誘い込むようにレアモンデへと身を潜める。
ジョン・ハーディン(性別:男、年齢:29歳)
メレンカンプ教団の幹部。シドニーとは親友と呼び合う。厳つい髭面で近寄りがたい印象だが、根は優しい。国家保安庁に在籍していた経緯を持つ。シドニーと共に公爵邸を襲撃し、逃亡の際にバルドルバ公爵の一人息子・ジョシュアを拉致してレアモンデに潜伏する。豪放で陽気な性格で、離れた場所の出来事を見る特殊能力を持っている。[1]

その他の人物[編集]

ジョシュア・バルドルバ(性別:男、年齢:4歳)
バルドルバ公爵の一人息子。公爵は彼を溺愛している。公爵邸襲撃事件発生当時、メレンカンプ教団の人質となりハーディンに[1]誘拐されてしまう。そのショックからか口がきけなくなっているが、自らを拉致したハーディンに懐いている。
メレンカンプ
2000年以上昔、バレンディア王国も成立していない時代に実在したと言われる伝説の女魔導師。城塞都市レアモンデを建設し、魔導書グリモアを作成したと伝えられる。ゲーム起動直後のデモムービーでベリーダンスを踊っている女性。
アラズラム・J・デュライ
オープニングで哲学的な文章を述べる架空の人物。本編には登場しない。

ゲームシステムに関する用語[編集]

キューブ
レアモンデ内のいくつかの部屋に置かれた直方体の足場。種類によっては移動・持ち上げ・破壊ができる。「持ち上げキューブ」「押しキューブ」「転がしキューブ」「摩擦なし押しキューブ」「カウンター付き転がしキューブ」「マグネット付き持ち上げキューブ」の6種類がある。
パズルモード
キューブが置かれた部屋に入ると発生する、短時間で出口に行くミニゲーム。設定によって省略することができる。キューブを押す動作が倉庫番に例えられるが、立体的である所が異なる。
トラップ
レアモンデ内の床に設置された罠。主人公をステータス異常にしたり、体力を奪ったり、時には回復したりする。下記はトラップの名称を列挙したもの。
  • (ダメージ系)デスヴェイパー、ガスト、イラプション、テラスラスト、フリーズ、サンクチュアリ、ディアボロス
  • (ステータス異常系)ポイズンパネル、パラライズパネル、カースパネル
  • (回復系・その他)ヒールパネル、キュアパネル、トラップクリア
ペンタグラム
青く光る、ゲーム内容のセーブができる場所。魔法テレポートが使える場所。
コンテナ
主人公の持ち物を一時的に保管する容器。収納数に限界があるが、保存したアイテムはどの場所のコンテナからでも取り出せる。外観は宝箱に似ている。
ファクトリー
レアモンデ内にある武器・シールド・アーマーの合成が行える部屋。ファクトリーごとに扱える材質が決められている。
合成
主人公の武器・防具を2つ使用して、新しい1つの武器・防具を作り出すシステム。合成できる持ち物は、武器・シールド・アーマーのみ。武器なら武器、アーマーならアーマー…と言ったように同系統のアイテム同士でなければ合成出来ない。ファクトリーと呼ばれる部屋で合成できる。
装備称号
武器・シールド・アーマーの属性値の高さに応じて与えられる。「ウォリアーズ」を初めとする10種類。ゲームには影響を与えない。
称号
ゲームの達成度に応じて与えられる評価。「真実を知る者」「財宝の発見者」など32種類。高いリスクブレイカーランクを得るために必要。
リスクブレイカーランク
プレイヤーの獲得スコアによってランクが上がる。「ノーマル・エージェント」を初めとする16種類。ゲームには影響を与えないが、ゲームクリア時の画像がランクごとに異なる。
リム
主人公またはモンスターの体の部分を指す言葉。攻撃されると体力が下がる他、リムの状態も悪くなる。リムの状態がdyingになると各種ステータス異常が発生し、戦闘が不利になる。
リスク
主人公の冷静さを表す数値。リスク値が高いという事は、焦って興奮している状態。攻撃したり、アビリティを使う事で値が高くなる。リスク値が高いと攻撃回避率が下がるなどのデメリットもあるが、体力回復魔法の効きが大きくなるなどのメリットもある。
チェインアビリティ
主人公が戦闘を繰り返す内に思い出していく殺人技。攻撃するタイミングに合わせてボタンを押し、攻撃を連鎖させることができる。使用すればするほどリスク値も増加するため、リスク値とのバランスを考えた使用が重要。武器とアビリティの組み合わせによって動作とタイミングが変わる上に、連鎖を続けるほどにタイミングがシビアになっていく。そのため延々と連鎖させることは非常に難しい。下記はチェインアビリティの名称を列挙したもの。
  • (HPへのダメージ)ヘヴィショット、レイジングエイク、ゲインダメージ、クリムゾンレイド、ゲインファントム、ファントムペイン
  • (MPへのダメージ)マインドアサルト、インセインエイク
  • (アシュレイのHP・MP回復)ゲインライフ、ゲインマジック
  • (ステータス異常攻撃)パラライズパルス、ナミングクロウ、ダルネスバインド、スネークヴェノム
ディフェンスアビリティ
チェインアビリティ同様、アシュレイが戦闘を繰り返す内に思い出していく殺人技。攻撃を受けるタイミングに合わせてボタンを押すことで、自らを回復したり、相手にダメージを与えることができる。使用アビリティに応じてリスク値も増加する。下記はディフェンスアビリティの名称を列挙したもの。
  • (反撃ダメージ)マジックリフレク、ダメージリフレク
  • (属性ダメージ軽減)インパクトガード、エアブレイク、ファイアプルーフ、アースコンソル、アクアウォード、フィーンドガード、デモンスケイル
  • (ダメージ軽減・無効など)セルフリカバリー、マジックスナッチ、レジストダメージ、レジストマジック、ファントムシェル

ブレイクアーツ[編集]

主人公がゲーム内で思い出す殺人技。使用する武器などにより、技の種類が異なる。ブレイクアーツの使用によって、主人公の体力も消費される。下記はブレイクアーツの名称を列挙したもの。

  • ダガー系
    • 號気弾(ごうきだん)、影縫い(かげぬい)、ダブルファング、怒竜玉砕(どりゅうぎょくさい)
  • ソード系
    • 裂帛双重突(れっぱくそうじゅうとつ)、黒斬破(こくざんは)、桜花円舞(おうかえんぶ)、飛蝶乱舞(ひちょうらんぶ)
      裂帛は絹を引き裂くような悲鳴。
  • ロングソード系
    • 壊人弾(かいじんだん)、雷電轟爆波(らいでんごうばくは)、飛燕斬(ひえんざん)、神鳴烈印斬(しんめいれついんざん)
  • アックス&メイス系
    • ミストラルエッジ、氷牙疾風烈(ひょうがしっぷうれつ)、マンティスレア、インフィニティ
      ミストラルは地中海沿岸に吹く冷たく乾いた強風。マンティスカマキリのこと。
  • ヘヴィアックス系
    • ベアクラッシュ、煉獄魔人斬(れんごくまじんざん)、破綱秘点(はこうひてん)、イメティックボム
      煉獄は霊魂が火で浄化される天国と地獄の間の場所。
  • ヘヴィメイス系
    • ボーンクラッシュ、迅雷爆裂打(じんらいばくれつだ)、輪焔殺(りんえんさつ)、ヘクターブロウ
  • スピア系
    • ルインハーツ、アサルトスフィア、ギガテンペスト、スパイラルブロウ
      テンペストは大嵐のこと。
  • スタッフ系
    • 爆炎打(ばくえんだ)、リスクブレイク、ヘヴィダスト、アブソルトデルタ
  • クロスボウ系
    • 獄炎烈散弾(ごくえんれつさんだん)、調伏烈光弾(ちょうふくれっこうだん)、デッドスクリーム、アトミックフレア
  • 素手系
    • 紅蓮掌(ぐれんしょう)、眩暈脚(げんうんきゃく)、紫磨金波(しまごんは)、臨界至天滅(りんかいしてんめつ)
      紅蓮は紅色の蓮の花で、激しく燃え上がる炎の色の例え。眩暈はめまいのこと。紫磨金は紫色を帯びた良質な黄金

魔法[編集]

200以上前に存在した、伝説の産物と思われていた。魔法を習得するには、主にグリモアと呼ばれる呪文書を読むことで、眠っていた魔法が甦えり使えるようになる。[1]古代語魔法はモンスターなどが使う。下記は、これら魔法の名称を列挙したもの。

  • 攻撃魔法(ウォーロック)
    • (対単体)ソリッドショック、ライトニングボウ、ファイアボール、ヴァルカンランス、アクアブラスト、スピリットサージ、デスラプトペイン、ドレインハート、ドレインマインド
    • (対複数)イクソシズム、バニッシュ、イクスプロジョン、サンダーバースト、フレイムスフィア、ガイアストライク、アヴァランチ、ラディウス、メテオインパクト
  • 回復魔法(シーアルジー)
    • ヒール、リストレイション、アンチドーテ、ブレッシング、クリアランス、ジェネラスヒール
  • 補助魔法(ソーサリー)
    • (自己強化)ハーキュリアン、インライテン、インビゴレイト、プロテクト、インパリドスペル
    • (対象弱化)ミゼラブルボディ、フィブルマインド、レイジーボーンズ、アンプロテクト
    • (ステータス異常)サイレントスペル、スタンクラウド、ポイズンミスト、カース
    • (その他補助効果)フィクセイト、ディスペル、アンロック、マーク、アナライシス
  • 属性魔法(エンチャント)
    • (属性付与・武器)ルフトアタッチ、スパークアタッチ、ソイルアタッチ、フロストアタッチ
    • (属性付与・防具)ルフトガード、スパークガード、ソイルガード、フロストガード
      ルフトはドイツ語で空気、ソイルは英語で土壌を意味する。
  • 移動魔法(テレポート)
    • テレポート
  • 古代語魔法
    • トルネード、サンダーボルト、ファイアストーム、グラビティ、アシッドフロー、ジャッジメント、アポカリプス

特殊攻撃[編集]

特殊攻撃はモンスターなどが放つ攻撃。体の一部を攻撃するものと、複数の部分を攻撃するものがある。下記は、特殊攻撃の名称を列挙したもの。

  • アクリッドウーズ、アシッドスニーズ、カイザースラスト、ギガラッシュ、グラナイトパンチ、スタンブラスト、スパイラルシェル、タイダルラッシュ、タイランツメイス、テイルアタック、デヴァイタライズ、ナミングニードル、ナミングフック、ブラスフェミー、ブラッドサック、ブラディマーダー、ヘヴンズティア、ポイズンスニーズ、ポルターガイスト、マインドブラスト、レイヴェンアイ
  • アクアバブル、アシッドブレス、サンダーブレス、ディバインブレス、ファイアブレス、ブラディシン、フレイムブレス、フロストブレス、ポイズンブレス、ラストアセンション、ロトンブレス

その他[編集]

2周目以降
一度ゲームをクリアしセーブした後、物語の最初に戻ってゲームを続けることができる。1周目で集めたアイテムはほとんど消えてしまうが、習得した魔法・アビリティ・ブレイクアーツ、入手した武器と防具はそのまま継承される。能力値もゲームクリアの際のものが持ち込まれる。規定時間を下回るプレイ時間でクリアすれば新たな称号も得られる。1周目をクリアすれば「真実を知る者」の称号が与えられ、そのセーブデータにはホーリーウィンのマークが付く。
GOOD LUCK and GODSPEED
デモ画面の最後に登場する言葉。和訳は「幸運を祈る」。Godspeedは古い言葉で、「成功・幸運」を意味し、旅行の無事や仕事の成功を祈る時に使われる。古い時代にはspeed に「成功させる」という意味が含まれたため、God speed you で「 神の祝福があなたにありますように」の意味も持つ。
PlayStation 2の補完機能
PlayStation実行時ではドットで表現されるグラデーションを、滑らかに表示する機能。本作の画像はポリゴンテクスチャマッピングで構成されており、PS2ではテクスチャの絵がより奇麗な画像になる。キャラクター1体に使用したポリゴン数はわずか320〜330枚(『FFVII』、『FFVIII』では約700枚)、顔の表情は32x32のドット絵をテクスチャマッピングとして使用した[2]
EMETH
ゲームに登場するゴーレムの腕に刻まれた文字。EMETHヘブライ語で「真理」。ここからEを外したMETHが「死」を意味する。
マーゴ
"マーゴ"は"マルゴー"の英語読み。女優マーゴ・ヘミングウェイの名はシャトー・マルゴーから。
Leá Monde
ゲームの舞台となる都市レアモンデのアルファベット表記。フランス語でmondeは英語の"world, people"に相当し、日本語の「宇宙、地球、世間、人々」そして「世界、この世、現世」の意味に使われる。

アイアンメイデン[編集]

下記リンク先は全てWikipediaの項目であり、この項は拷問に関する記述が含まれる。

アイアンメイデンはヨクス教がかつて異端審問に使っていた部屋の総称。ゲームでは1度クリアしないと行けない場所が多い、いわばエクストラダンジョンに相当する場所である。下記は部屋の名称を列挙したもの。

下記リンク先は英語で書かれている。刑罰の一覧や、中世の歴史、拷問についても参照。

一説にはアイアン・メイデンの部屋へたどり着くのに、7つの扉と7つの部屋を通らなければならないとされており、本ゲームでも数々の部屋を通る必要がある。それらを含む部屋の一群が、それぞれの配置でホーリーウィンの形を模倣しているという説がある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『ファミ通 No.581』アスキー、2000年2月4日、76,77,78,79,頁。 
  2. ^ 開発スタッフの談。

参考文献[編集]