ホンダ・クイント

ウィキペディアから無料の百科事典

ホンダ・クイント
SU型
フロント(画像はローバー・クインテット)
リア
最終型(画像はローバークインテット)
概要
別名 欧州名:ホンダ・クインテット
オーストラリア名:ローバー・クインテット
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1980年2月1985年2月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア ハッチバックセダン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン EP型:1.6L 直4 SOHC CVCC
最高出力 90PS/5,500rpm(グロス値)
最大トルク 13.2kgf·m/3,500rpm(グロス値)
変速機 5速MT/3速ホンダマチック
サスペンション
マクファーソンストラット
マクファーソンストラット
車両寸法
ホイールベース 2,360mm
全長 4,110mm
全幅 1,605-1,615mm
全高 1,355mm
車両重量 865-900kg
その他
燃費 14.5km/L(10モード)
販売期間中の新車登録台数の累計 3万3,359台[1]
系譜
後継 ホンダ・クイントインテグラ(日本国内ベルノ店
ホンダ・コンチェルト(海外仕様。3年4ヶ月の空白有)
テンプレートを表示

クイントQUINT)は、本田技研工業がかつて生産、販売していたハッチバック型の小型乗用車である。同社のアコードシビックの中間的な存在として位置づけられたモデルであった。

概要[編集]

1980年2月13日発表(発売は同年2月16日)。ボディは後部に大きめのバックドアを備えたファストバックスタイルの5ドアハッチバックセダンのみで、販売チャンネルであった「ベルノ店」の性格から、幅広い用途での使用を想定しながら、よりスポーティな走行性能を備える車種としての性格付けがなされていた。

搭載されるエンジンはアコードにも搭載されたEP型 1.6L SOHC CVCC(90PS:グロス値)の1種類のみで、組み合わされるトランスミッションは、5速MTと3速ホンダマチックの2種類であった。

1985年2月19日のフルモデルチェンジで車名を「クイントインテグラ」に改めたことで、「クイント」の単独ネームは1代限りとなった。

また、当時ホンダがイギリスローバーと提携していた関係で、オーストラリアではクイントのバッジエンジニアリング車がローバー・クインテットとして1983年から1985年まで販売されていた。

搭載エンジン[編集]

  • エンジン種類:水冷直列4気筒横置き
  • 弁機構:CVCC SOHCベルト駆動 吸気1 排気1
  • 排気量:1,601cc
  • 内径×行程:77.0mm×86.0mm
  • 圧縮比:8.8
  • 最高出力:90PS/5,500rpm
  • 最大トルク:13.2kgf·m/3,500rpm
  • 燃料供給装置形式:キャブレター
  • 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
  • 燃料タンク容量:50L

車名の由来[編集]

脚注[編集]

  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第84号9ページより。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]