マミジロキビタキ

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マミジロキビタキ
オス
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒタキ科 Muscicapidae
: キビタキ属 Ficedula
: マミジロキビタキ
F. zanthopygia
学名
Ficedula zanthopygia
(Hay, 1845)
和名
マミジロキビタキ
英名
Yellow-rumped Flycatcher

マミジロキビタキ(眉白黄鶲、学名:Ficedula zanthopygia)は、スズメ目ヒタキ科ノビタキ亜科に分類される鳥類の一種である。

分布[編集]

ロシア沿海州から朝鮮半島、中国東部で繁殖し、冬期は東南アジア方面に渡り越冬する。

日本では旅鳥として主に日本海側に渡来するが、数は少ない。単独で観察される例が多い。

形態[編集]

全長約14cm。雄は頭部から背面にかけて黒く、眉斑と翼の斑は白色。腹部と腰は黄色。雌は上面は褐色で腹部は黄色がかった白色。翼に白い斑があり、腰は黄色である。

生態[編集]

森林に生息し、昆虫類節足動物等を捕食する。時々空中捕食もする。

「チュイチピー」、「チョイチピー」などとさえずる。さえずりはキビタキに似ているが、やや短めである。

キビタキとの交雑[編集]

静岡県では、本種のオスとキビタキのメスとが交雑した記録がある。


関連項目[編集]