モージュ (競走馬)

ウィキペディアから無料の百科事典

モージュ
ゴドルフィンの勝負服
欧字表記 Mawj
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2020年4月24日(4歳)
Exceed And Excel
Modern Ideals
母の父 New Approach
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Godolphin
馬主 Godolphin
調教師 Saeed bin Suroorイギリスの旗 イギリス
競走成績
生涯成績 11戦6勝
WBRR M118 / 2023年[1]
勝ち鞍
G1 1000ギニー 2023年
G1 QE2世チャレンジカップS 2023年
G2 ダッチェスオブケンブリッジS 2022年
テンプレートを表示

モージュMawj2020年4月24日 - )は、アイルランド生産、イギリス調教の元競走馬。主な勝ち鞍は2023年1000ギニークイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス

戦績[編集]

2歳(2022年)[編集]

5月14日ニューマーケット競馬場の一般戦(芝6ハロン)でデビュー勝ちを収めると、6月17日のG3アルバニーステークスでは逃げるメディテイトを捕え切れず2着と完敗する[2]。続く7月8日のG2ダッチェスオブケンブリッジステークスでは道中先団追走から抜け出すと最後はレズーとの叩き合いを半馬身差退けて重賞初制覇を飾った[3]。その後、8月のG2ロウザーステークスは4着、9月のチェヴァリーパークステークスは3着に敗れ2歳シーズンを終えることになった[4]

3歳(2023年)[編集]

ドバイに遠征し、1月のジュメイラフィリーズクラシックと2月のジュメイラフィリーズギニーを共に優勝。5月7日の英1000ギニーでは道中馬群の外側でレースを進め、残り3ハロン付近で先頭に立つと最後は1番人気のタヒーラとの競り合いを半馬身差で制し、G1初制覇を果たした[5]。また、鞍上のオイシン・マーフィーは騎乗停止明け後初のGI勝利となった(GI勝利自体はマルシュロレーヌブリーダーズカップ・ディスタフ以来)。5か月の休養ののち、アメリカに遠征し、10月14日のクイーンエリザベス2世チャレンジカップステークスに1番人気で出走。好スタートからハナを奪うと、最後は中団から追い上げてきたリンディーを半馬身差退け逃げ切り勝ちを収め、G1競走2勝目をマークした[6]。11月4日のブリーダーズカップ・マイルでは道中3番手追走から早めに抜け出すも、ゴール前でマスターオブザシーズにハナ差かわされて2着となり、G1競走3連勝はならなかった[7]

4歳(2024年)[編集]

1月26日に行われたジェベルハッタ(G1)に出走したが手応えが無く最下位9着に入線した。 2月7日にゴドルフィンのXで引退することを発表。引退後は繁殖牝馬となる。

競走成績[編集]

血統表[編集]

モージュ血統 (血統表の出典)
父系 ダンジグ系

Exceed And Excel
2000 鹿毛
父の父
*デインヒル
1986 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas De Nom
Razyana His Majesty
Spring Adieu
父の母
Patrona
1994 栗毛
Lomond Northern Dancer
My Charmer
Gladiolus Watch Your Step
Back Britches

Modern Ideals
2010 栗毛
New Approach
2005 栗毛
Galileo Sadler's Wells
Urban Sea
Park Express Ahonoora
Matcher
母の母
Epitome
1999 鹿毛
Nashwan Blushing Groom
Height of Fashion
Proskona Mr Prospector
Konafa
母系(F-No.) (FN:22-b)
5代内の近親交配 Northern Dancer:4・4×5
Natalma:5・5・5


脚注[編集]

外部リンク[編集]