ユミルリンク

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ユミルリンク株式会社
YMIRLINK Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証グロース 4372
2021年9月22日上場
本社所在地 日本の旗 日本
151-8583
東京都渋谷区代々木2-2-1 小田急サザンタワー12F
設立 1999年(平成11年)7月
業種 情報・通信業
法人番号 3011001034545 ウィキデータを編集
事業内容 ASP・SaaS事業/ソフトウェアプロダクト事業/システムインテグレーション事業/ネットワークマネジメント事業
代表者 代表取締役社長 清水 亘
資本金 118,281,860円
発行済株式総数 3,554,400株[1]
売上高 16億2975万2000円
(2020年12月期)[1]
営業利益 3億2291万8000円
(2020年12月期)[1]
純利益 2億2401万3000円
(2020年12月期)[1]
純資産 10億9708万9000円
(2020年12月31日現在)[1]
総資産 14億4327万3000円
(2020年12月31日現在)[1]
従業員数 89名(2018年12月現在)
主要株主 アイテック阪急阪神株式会社 87.45%
(2021年8月17日現在)[1]
関係する人物 計和友紀(創業者)[2]
外部リンク https://www.ymir.co.jp/
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ユミルリンク株式会社とは、1999年7月設立の東京都渋谷区に本社を置くソフトウェア開発会社である。

2011年2月に阪急阪神ホールディングス株式会社エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社、東宝株式会社の3社を中核とする企業グループ阪急阪神東宝グループの傘下となる。

自社製品であるSaaS事業を主業としている。

概要[編集]

同社eメールメッセージング製品「Cuenote」は用途に応じ3製品が提供され、いずれの製品も自社開発のMTA(MessageTransferAgent) である。並列化を行う事でメール配信・転送処理が高速化されている事が特徴である。

(1)Cuenote FC 大規模一斉送信用メール配信ソフトウェア
(2)Cuenote MR eメールマーケティングソフトウェア
(3)Cuenote SR-S SMTPリレーサーバー

国内企業の海外市場におけるメールマーケティングの需要拡大に応え、メール配信システム「Cuenote FC」では中国語韓国語ほか世界の約60言語で作成したメール文章に対応。

迷惑メール対策のドメイン認証技術「DKIM」の啓蒙および国内普及を目的として2010年11月に設立されたJapan DKIM Working Group に参加。当団体が策定するリコメンデーションに基づき、2011年7月にメール配信システム「Cuenote FC」がDKIMに対応したと発表している。

同社では開発言語としてPerlを用いる事が多く、Perl開発フレームワーク「TripleTail」やS/MIME暗号化モジュール、携帯絵文字対応日本語文字コード変換モジュールなどをCPANで公開するなど、技術情報の公開を行っている。 同社のeメールメッセージング製品「Cuenote」ではPerlの他にErlangC言語が用いられている。入念なプロファイリングにより、Erlangでボトルネックとなる処理をC言語による実装に置き換えることで、大幅な高速化を実現している。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 新規上場のための有価証券報告書ユミルリンク
  2. ^ 4Gamer.net ― ベトナムはPCオンラインゲームの次なる天地になるのか? 2018年6月22日閲覧。

外部リンク[編集]