ヨーロッパ映画賞 監督賞

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ヨーロッパ映画賞 監督賞（European Film Award for Best Director）は、ヨーロッパ映画賞における最優秀監督賞である。ヨーロッパ映画アカデミーにより1988年から授与されている。

毎年約6名(少ない年では5名、多い年では8名)の監督がノミネートされ、賞を争う。

受賞とノミネーション

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年 受賞とノミネート 題名 原題
1988
回		 ドイツの旗 ヴィム・ヴェンダース 『ベルリン・天使の詩』 Der Himmel über Berlin
イギリスの旗 テレンス・デイヴィス 『遠い声、静かな暮らし』 Distant Voices, Still Lives
フランスの旗 ルイ・マル 『さよなら子供たち』 Au revoir les enfants)
ポーランドの旗 マノエル・ド・オリヴェイラ 『カニバイシュ』 Os Canibais
ジョージア (国)の旗 セルゲイ・パラジャーノフ 『アシク・ケリブ』 Ashik Kerib
1999
回		 ハンガリーの旗 ベレメーニ・ゲーザ 『ミダスの手』 Eldorádó
ギリシャの旗 テオ・アンゲロプロス 『霧の中の風景』 Τοπίο στην ομίχλη
ポーランドの旗 マーチェイ・ディチェル 『天国への300マイル』 300 mil do nieba
ソビエト連邦の旗 Vasili Pichul — Little Vera (Malenkaya Vera)
イギリスの旗 ジム・シェリダン 『マイ・レフトフット』 My Left Foot
  • 1990 - 2000（授賞なし）

2000年代

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年 受賞とノミネート 題名 原題
2001
回		 フランスの旗 ジャン＝ピエール・ジュネ 『アメリ』 Le fabuleux destin d'Amélie Poulain
スペインの旗 ホセ・ルイス・ガルシ — You're the One
ハンガリーの旗 ペーテル・ゴタール — Paszport
イタリアの旗 エルマンノ・オルミ 『ジョヴァンニ』 The Profession of Arms
フランスの旗 フランソワ・オゾン 『まぼろし』 Sous le sable
フランスの旗 エリック・ロメール 『グレースと公爵』 L'Anglaise et le Duc
2002
15回		 スペインの旗 ペドロ・アルモドバル 『トーク・トゥ・ハー』 Hable con ella
イタリアの旗 マルコ・ベロッキオ 『母の微笑』 L'ora di religione
ドイツの旗 アンドレアス・ドレーゼン 『階段の途中で』 Halbe Treppe
フィンランドの旗 アキ・カウリスマキ 『過去のない男』 Mies vailla menneisyyttä
イギリスの旗 マイク・リー 『人生は、時々晴れ』 All or Nothing
イギリスの旗 ケン・ローチ 『SWEET SIXTEEN』 Sweet Sixteen
フランスの旗 ロマン・ポランスキー 『戦場のピアニスト』 The Pianist
ロシアの旗 アレクサンドル・ソクーロフ 『エルミタージュ幻想』 Русский ковчег
2003
16回		 デンマークの旗 ラース・フォン・トリアー 『ドッグヴィル』 Dogville
ドイツの旗 ヴォルフガング・ベッカー 『グッバイ、レーニン!』 Good Bye, Lenin!
トルコの旗 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『冬の街』 Uzak
スペインの旗 イザベル・コイシェ 『死ぬまでにしたい10のこと』 My Life Without Me
イタリアの旗 マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 『輝ける青春』 The Best of Youth
イギリスの旗 マイケル・ウィンターボトム 『イン・ディス・ワールド』 In This World
2004
17回		 スペインの旗 アレハンドロ・アメナーバル 『海を飛ぶ夢』 Mar adentro
ドイツの旗 ファティ・アキン 『愛より強く』 Gegen die Wand
スペインの旗 ペドロ・アルモドバル 『バッド・エデュケーション』 La Mala Educación
ギリシャの旗 テオ・アンゲロプロス 『エレニの旅』 Τριλογία - Το Λιβάδι που Δακρύζει
ハンガリーの旗 ニムロッド・アーントル — Kontroll
フランスの旗 アニエス・ジャウィ 『みんな誰かの愛しい人』 Look at Me
2005
18回		 オーストリアの旗 ミヒャエル・ハネケ 『隠された記憶』 Caché
デンマークの旗 スサンネ・ビア 『ある愛の風景』 Brødre
イタリアの旗 ロベルト・ファエンツァ — Alla luce del sole
スペインの旗 アレックス・デ・ラ・イグレシア — Crimen Ferpecto
イギリスの旗 パヴェル・パヴリコフスキー 『マイ・サマー・オブ・ラブ』 My Summer of Love
ルーマニアの旗 クリスティ・プイウ 『ラザレスク氏の最期』 Moartea Domnului Lazarescu
ドイツの旗 ヴィム・ヴェンダース 『アメリカ、家族のいる風景』 Don't Come Knocking
2006
19回		 スペインの旗 ペドロ・アルモドバル 『ボルベール〈帰郷〉』 Volver
デンマークの旗 スサンネ・ビア 『アフター・ウェディング』 Efter brylluppet
イタリアの旗 エマヌエーレ・クリアレーゼ 『新世界』 Nuovomondo
ドイツの旗 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 『善き人のためのソナタ』 Das Leben der Anderen
イギリスの旗 ケン・ローチ 『麦の穂をゆらす風』 The Wind That Shakes the Barley
イギリスの旗 マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス 『グアンタナモ、僕達が見た真実』 The Road to Guantanamo
2007
20回		 ルーマニアの旗 クリスティアン・ムンジウ 『4ヶ月、3週と2日』 4 luni, 3 săptămâni şi 2 zile
ドイツの旗 ファティ・アキン 『そして、私たちは愛に帰る』 Auf der anderen Seite
スウェーデンの旗 ロイ・アンダーソン 『愛おしき隣人』 Du levande
イギリスの旗 スティーヴン・フリアーズ 『クィーン』 Queen
イギリスの旗 ケヴィン・マクドナルド 『ラストキング・オブ・スコットランド』 The Last King of Scotland
イタリアの旗 ジュゼッペ・トレナトーレ 『題名のない子守唄』 La sconosciuta
2008
21回		 イタリアの旗 マッテオ・ガローネ 『ゴモラ』 Gomorra
フランスの旗 ローラン・カンテ 『パリ20区、僕たちのクラス』 Entre les murs
ドイツの旗 アンドレアス・ドレッセン — Wolke neun
イスラエルの旗 アリ・フォルマン 『戦場でワルツを』 Vals im Bashir
イギリスの旗 スティーヴ・マックイーン 『HUNGER/ハンガー』 Hunger
イタリアの旗 パオロ・ソレンティーノ 『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』 Il Divo
2009
22回		 オーストリアの旗 ミヒャエル・ハネケ 『白いリボン』 Das weiße Band
スペインの旗 ペドロ・アルモドバル 『抱擁のかけら』 Los abrazos rotos
イギリスの旗 アンドレア・アーノルド 『フィッシュ・タンク』 Fish Tank
フランスの旗 ジャック・オーディアール 『預言者』 Un prophète
イギリスの旗 ダニー・ボイル 『スラムドッグ・ミリオネア』 Slumdog Millionaire
デンマークの旗 ラース・フォン・トリアー 『アンチクライスト』 Antichrist

2010年代

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年 受賞とノミネート 題名 原題
2010
23回		 ポーランドの旗 ロマン・ポランスキー 『ゴーストライター』 The Ghost Writer
フランスの旗 オリヴィエ・アサヤス 『カルロス』 Carlos
トルコの旗 セミフ・カプランオール 『蜂蜜』 Bal
イスラエルの旗 サミュエル・マオズ 『レバノン』 Lebanon
イタリアの旗 パオロ・ヴィルズィ 『はじめての大切なもの』 La prima cosa bella
2011
24回		 デンマークの旗 スサンネ・ビア 『未来を生きる君たちへ』 Hævnen
ベルギーの旗 ジャン＝ピエール&リュック・ダルデンヌ 『少年と自転車』 Le Gamin au vélo
フィンランドの旗 アキ・カウリスマキ 『ル・アーヴルの靴みがき』 Le Havre
ハンガリーの旗 タル・ベーラ 『ニーチェの馬』 A torinói ló
デンマークの旗 ラース・フォン・トリアー 『メランコリア』 Melancholia
2012
25回		 オーストリアの旗 ミヒャエル・ハネケ 『愛、アムール』 Amour
トルコの旗 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『昔々、アナトリアで』 Bir zamanlar Anadolu'da
イギリスの旗 スティーヴ・マックイーン 『SHAME -シェイム-』 Shame
デンマークの旗 トマス・ヴィンターベア 『偽りなき者』 Jagten
イタリアの旗 パオロ・タヴィアーニ 『塀の中のジュリアス・シーザー』 Cesare deve morire
2013
26回		 イタリアの旗 パオロ・ソレンティーノ 『グレート・ビューティー/追憶のローマ』 La grande belleza
スペインの旗 パブロ・ベルヘル 『ブランカニエベス』 Blancanieves
ベルギーの旗 フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン 『オーバー・ザ・ブルースカイ』 The Broken Circle Breakdown
チュニジアの旗フランスの旗 アブデラティフ・ケシシュ 『アデル、ブルーは熱い色』 La Vie d'Adèle – Chapitres 1 & 2
フランスの旗 フランソワ・オゾン 『危険なプロット』 Dans la maison
イタリアの旗 ジュゼッペ・トルナトーレ 『鑑定士と顔のない依頼人』 La migliore offerta
2014
27回		 ポーランドの旗 パヴェウ・パヴリコフスキ 『イーダ』 Ida
トルコの旗 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『雪の轍』 Winter Sleep
Kış Uykusu
イギリスの旗 スティーヴン・ナイト 『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』 Locke
スウェーデンの旗 リューベン・オストルンド 『フレンチアルプスで起きたこと』 Force Majeure
Turist
イタリアの旗 パオロ・ヴィルズィ 『人間の値打ち』 Human Capital
Il capitale umano
ロシアの旗 アンドレイ・ズビャギンツェフ 『裁かれるは善人のみ』 Leviathan
Левиафан
2015
28回		 イタリアの旗 パオロ・ソレンティーノ 『グランドフィナーレ』 Youth – La giovinezza
スウェーデンの旗 ロイ・アンダーソン 『さよなら、人類』 A Pigeon Sat on a Branch Reflecting on Existence
En duva satt på en gren och funderade på tillvaron
ギリシャの旗 ヨルゴス・ランティモス 『ロブスター』 The Lobster
イタリアの旗 ナンニ・モレッティ 『母よ、』 Mia madre
ドイツの旗 ゼバスチャン・シッパー（英語版） 『ヴィクトリア』 Victoria
ポーランドの旗 マウゴシュカ・シュモフスカ（英語版） 『君はひとりじゃない』 Body
Body/Ciało
2016
29回		 ドイツの旗 マーレン・アデ 『ありがとう、トニ・エルドマン』 Toni Erdmann
スペインの旗 ペドロ・アルモドバル 『ジュリエッタ』 Julieta
イギリスの旗 ケン・ローチ 『わたしは、ダニエル・ブレイク』 I, Daniel Blake
ルーマニアの旗 クリスティアン・ムンジウ 『エリザのために』 Graduation
Bacalaureat
オランダの旗 ポール・バーホーベン 『エル ELLE』 Elle

受賞記録

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関連項目

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外部リンク

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主要賞
  • 作品賞
  • 監督賞
  • 男優賞
  • 女優賞
  • 脚本賞
  • コメディー賞
  • ドキュメンタリー賞
  • 長編アニメーション賞
  • 短編映画賞
  • 国際批評家連盟賞
  • ディスカバリー賞
  • ピープルズ・チョイス賞 観客賞
技術賞
特別賞
過去にあった賞
  • 非ヨーロッパ映画賞
  • ピープルズ・チョイス賞
    • 監督賞
    • 男優賞
    • 女優賞
年別
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