ロシア連邦道路M9

ウィキペディアから無料の百科事典

ロシア連邦道路
ロシア連邦道路 M9
バルト
地図
路線延長 610km
起点 モスクワ
主な
経由都市
記事参照
終点 ラトビア共和国国境
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

ロシア連邦道路 M9(ロシアれんぽうどうろ M9、ロシア語: Федеральная автомобильная дорога М-9 «Ба́лтия»)または連邦道路バルトは、ロシア連邦モスクワラトビア共和国の国境を結ぶロシア連邦道路である。モスクワ州トヴェリ州プスコフ州を経由する。総距離は610km。E22号線の一部であり、ラトビアのA21号線に接続する。

路線状況

[編集]
38km地点
2009年6月のルジェフトヴェリ地域
ヴェリーキエ・ルーキ

ほぼ全線アスファルトで舗装されており、全線を通して気温は、夏18℃冬-10℃程度である。モスクワ環状道路に始まり、北西に向かう。クラスノゴルスクヴォロコラムスクを通ってトヴェリ州に入り、ズブツォフルジェフを経由する。そしてプスコフ州ヴェリーキエ・ルーキノヴォソコリニキを経てラトビア共和国に至る。モスクワ付近では、この道路沿いは21世紀のはじめからコテージやダーチャの用地として人気であり、地価は2004年から2007年にかけて数倍に跳ね上がった[1]。また、その持ち主たちの要望を受けて3つものインターチェンジが新設された。1990年に連邦道路となる前はヴォロコラムスクまでの道路であり、2007年12月まではモスクワの中心部へは接続していなかった。

2011年11月から40ヶ月の予定で大規模な補修工事が行われ[2]、モスクワに近いところを4車線化するなどして、2014年11月に完了した。トヴェリ州とプスコフ州では2009年から2010年、2011年から2012年に工事が行われ、一部の区間で路肩を舗装し橋を修復したが、2013年の時点でまだおよそ100㎞にわたって未舗装の区間が残っている。

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ ノボリツスコエの住宅地”. 2015年1月19日閲覧。
  2. ^ 入札情報”. 2015-01-19ロシア連邦財務省閲覧。