ワルシャワの秋 (テレビドラマ)

ウィキペディアから無料の百科事典

ワルシャワの秋 』は、2003年12月23日放送の日本テレビドラマ関西テレビ放送開局45周年記念ドラマである。史実に基づいて構成されたフィクション。ストーリーはすべて日本で展開されるもので、ワルシャワもポーランドも本編画面に登場しない。エンディングの背景にワルシャワが写るだけ。

あらすじ

[編集]

帝政ロシア下のシベリアで親を亡くしたポーランドの子供たちを、ポーランドの要請を受けて日本が受け入れることになった。

大阪市天王寺区大阪赤十字病院の看護師である青木葉子(竹内結子)はポーランドの子供たちの収容所に勤務することになった。収容所にやってきた子供たちは元気がなく不潔になっていた。

医師の柿沼(吹越満)が子供たちの健康診断を始めると、その中に口を開かないカミル(イグナツィ・ザレフスキ)という少年がいた。葉子はカミルの世話をすることになる。

少年カミルは葉子に愛を寄せて離れないようにしていた。しかし、舎外遠足で海へ行ったときに今まで不表情・無口だったカミルが初めて笑い、自分の声でしゃべり、自分の名前はレフ・カチンスキであると言った。

葉子はこれからレフを引き取ると言い張ったが、総婦長に大反対される。

その後、レフは祖国に帰ってから結婚したが1944年に死去した。その後、レフの妻と忘れ形見の息子レフが葉子を訪ねる。息子のレフは長じてオーケストラ指揮者となり、再度来日して自分の公演に葉子を招待する。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

関連項目

[編集]