三毛猫ホームズの怪談

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三毛猫ホームズの怪談』(みけねこホームズのかいだん)は、日本の小説家赤川次郎によって1980年に発表された長編推理小説である。初出は「三毛猫ホームズの冒険」との題で光文社の小説誌『EQ』の1980年5月号から11月号までに連載された。

あらすじ[編集]

晴美と結婚することを夢見て石津刑事が買ったニュータウンの団地。そのそばには、開発が遅れている一角があった。そこの地権者である老婦人・石沢常代の住む家は多数の飼い猫がいることから「猫屋敷」と呼ばれる。そして常代は、ある理由から「猫屋敷」の周辺の土地を売ることに反対していた。そんな中、常代が飼い猫たちとともに「猫屋敷」で殺される。

主な登場人物[編集]

  • 片山義太郎 - 警視庁捜査一課のダメ刑事
  • 片山晴美 - 義太郎の妹
  • 石津刑事 - 晴美に恋をする猫嫌いの刑事
  • ホームズ - 三毛猫

書誌情報[編集]