上り ウィキペディアから無料の百科事典 上り(のぼり) 対義語は下り(くだり)。 交通 首都を中心と考える概念により、辺地から首都へ赴くこと。 日本では、明治維新以前は京都、明治期以降は東京へ向かうことを指す。 「あづまに下りし親、からうじてのぽりて、西山なるところにおちつきたれば……」(更級日記) 列車の運行方向を表す言葉で、線路名称上の起点駅へ向かって出発する列車。「上り列車」 → ダイヤグラム参照。 国道の進行方向を表す言葉で、終点から起点の方向に向かうこと。国土交通省道路局が定義している。 ただし沖縄県においては、県庁所在地である那覇方面へ向かう路線を「上り」と通称している。 通信 電気通信網において、末端から中心に向かう方向。 コンピュータネットワークにおいては、末端(エッジ)から中心(コア)に向かう方向。 データ通信回線においては、ユーザ宅から、電話局等のセンターへの方向。「上り速度」など。 インターネット等でのアップロードを「上り」ということもある。 衛星通信・衛星放送など人工衛星を用いた通信においては、地上から衛星に向けた通信回線のこと。アップリンクともいう。 関連項目[編集] 上がり(あがり) 上京(じょうきょう)- 都(首都)へ上ること。 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。