下山芸術の森発電所美術館
ウィキペディアから無料の百科事典
下山芸術の森発電所美術館 Nizayama Forest Art Museum | |
---|---|
下山芸術の森発電所美術館(左)と黒東第三発電所(右) | |
施設情報 | |
正式名称 | 入善町下山芸術の森発電所美術館 |
事業主体 | 入善町 |
管理運営 | (公財)入善町文化振興財団 |
建物設計 | 三四五建築研究所(改修・改装)[1] |
延床面積 | 482m2[2] |
開館 | 1995年(平成7年)4月15日[3] |
所在地 | 〒939-0631 富山県下新川郡入善町下山364-1 |
位置 | 北緯36度54分25.9秒 東経137度31分51.2秒 / 北緯36.907194度 東経137.530889度座標: 北緯36度54分25.9秒 東経137度31分51.2秒 / 北緯36.907194度 東経137.530889度 |
外部リンク | 下山芸術の森発電所美術館 |
プロジェクト:GLAM |
下山芸術の森発電所美術館(にざやまげいじゅつのもりはつでんしょびじゅつかん、Nizayama Forest Art Museum)は、富山県下新川郡入善町下山にある公立美術館。富山県博物館協会会員。
概要
[編集]1925年(大正14年)に建設[4]され、黒東合口用水の改修のため解体予定であった赤レンガ製の旧黒部川第二発電所を入善町が所有者であった北陸電力から無償で借り受け、これを入善町が新しいアートの拠点に改装し[5]、1995年(平成7年)4月15日に開業した[3]。
内部は導水管を展示空間として利用するなど、出来る限り発電所の面影を残すよう改装されている[4]。常設展示は無く、年に4回の企画展を運営する形態を採っている[3]。
延床面積は482m2、床はコンクリート製、天井までの高さ10m、裏には直径2mの通水管が3本、上には広さ95m2の赤レンガ製水槽上屋がある[2]。なお、この水槽上屋は、レストラン『ポンヌ・マム』を経て[4]。2021年(令和3年)3月末より、カフェ『くりこども飯店』となっている[6]。
1996年12月に国の登録有形文化財に登録されている[6]他、ヘリテージング100選にも選定されている[7]。
周辺
[編集]周辺は『下山芸術の森』となっており、美術館前にはゲート棟や彫刻広場、芝生広場が整備されている。また、美術館から階段で河岸段丘を登った台地上に、彫刻広場、カフェ、展望広場、展望塔、宿泊棟、アトリエなどがある[4][6]。
開館時間および観覧料、駐車場
[編集]- 開館時間
- 9時00分から17時00分まで(入館は午後4時30分まで)
- 休館日
- 観覧料
- 一般600円、高校・大学生300円など。中学生以下などは無料。
- 駐車場
- 約30台
アクセス
[編集]- 鉄道
脚注
[編集]- ^ 『たてものに会いにいく 22 下山芸術の森発電所美術館 "第二の人生" アートと共に』北日本新聞 2023年7月15日11面
- ^ a b 『とやま近代化ものがたり』(1996年4月27日、北日本新聞社発行)81頁。
- ^ a b c 入善町 下山芸術の森 発電所美術館(富山県博物館協会、2022年5月21日閲覧)
- ^ a b c d 『とやまの博物館を楽しむ』(1998年3月31日、楓工房発行)36頁。
- ^ 『とやま近代化ものがたり』(1996年4月27日、北日本新聞社発行)80 - 81頁。
- ^ a b c 発電所美術館施設情報(2022年5月21日閲覧)
- ^ ヘリテージング100選(日本百選 都道府県別データベース、2022年5月20日閲覧)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 入善町下山芸術の森発電所美術館 公式サイト
- 入善町下山芸術の森発電所美術館 (hatsudensyo.museum) - Facebook