世界の"現実"旅行

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Dark Tourist
ジャンル
脚本 デヴィッド・ファリアー英語版、ポール・ホラン
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 1
話数 8[1](各話リスト)
各話の長さ 39-42分
製作
製作総指揮 カーシュー・ニール英語版、マーク・マクニール、デヴィッド・ファリアー
プロデューサー ポリー・プライヤー
製作
  • Razor Films
  • Fumes
配給 Netflix
放送
映像形式1080i
放送期間2018年7月20日 - 放送中
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世界の"現実"旅行』(Dark Tourist)は、ダークツーリズムを題材としたNetflixのドキュメンタリー番組である。デヴィッド・ファリアー英語版がプレゼンターを務め[2][3]、全8話構成となっている[1]

エピソード[編集]

通算
話数
タイトル公開日
1"ラテンアメリカ"
"Latin America"
2018年7月20日 (2018-07-20)
デヴィッドはメデジンを訪れ、パブロ・エスコバルの遺産を取材する。彼はエスコバルのもとで殺し屋として働いていたポパイラ・カテドラル英語版を案内してもらう。次にメキシコシティを訪れた彼はサンタ・ムエルテの信者に会い、最後にアメリカへの密入国体験ツアーに参加する。
2"日本"
"Japan"
2018年7月20日 (2018-07-20)
デヴィッドは福島第一原子力発電所事故の被害を受けた富岡町を訪れ、予想以上の放射線量を目の当たりにする。ハウステンボスロボットの従業員のホテルに泊まった後、自殺の名所として知られる青木ヶ原を探索する。最後に廃墟となった端島を見学して日本を去る。
3"アメリカ"
"United States"
2018年7月20日 (2018-07-20)
デイヴィッドはダークツーリストのナタリーと共にミルウォーキーを訪れ、ジェフリー・ダーマーの殺人事件現場を巡った後、弁護士のウェンディ・パトリックスに会う。次にダラスに行き、ケネディ大統領暗殺事件を扱っているものの方向性が異なる2つのツアーに参加する。最後にニューオーリンズで本物の吸血鬼を自称する人々と交流する。
4"中央アジア"
"The Stans"
2018年7月20日 (2018-07-20)
カザフスタンでデヴィッドはダークツーリストのアンディと共にクルチャトフを訪れ、隣接する旧ソ連の主要な核実験場であったセミパラチンスクについて調査する。さらにソ連の宇宙計画の本拠地で閉鎖都市でもあるバイコヌールも訪れる。次にデヴィッドはトルクメニスタンへと飛び、地獄の門の観光を試みるが断念し、代わりに首都のアシガバート内を走ってグルバングル・ベルディムハメドフ大統領による独裁的なやり口を目の当たりにする。彼は突然の負傷により病院での治療を受けた後、2017年アジアインドア・マーシャルアーツゲームズの開会式を見物する。
5"ヨーロッパ"
"Europe"
2018年7月20日 (2018-07-20)
メードストン郊外でデヴィッドは第二次世界大戦の戦闘の再現劇に参加する。模擬戦を終えた後、デヴィッドはイギリスの反対側のリトルディーン英語版を訪れ、フレッドローズ・ウェスト英語版夫妻の私物やナチが人間の皮膚で作ったランプのかさなどが展示された悪趣味博物館を見学する。さらに彼は博物館主の友人であるというチャールズ・ブロンソン英語版と電話で会話する。最後に彼はキプロスに渡り、ゴーストタウンと化し、立ち入りが制限されているヴァローシャへの侵入を試みる。
6"東南アジア"
"Southeast Asia"
2018年7月20日 (2018-07-20)
カンボジア軍の資金源となるプノンペンの射撃場でデヴィッドは生きた牛を標的とするが、道徳的な葛藤の末に中止する。次にミャンマーに移ったデヴィッドは新首都のネピドーを観光するが、そこは他の多くの首都よりも静寂であった。最後にインドネシアに飛んだデヴィッドはトラジャ族を訪ね、2年間「休憩」している男性のマネネ葬儀に参加する。
7"アフリカ"
"Africa"
2018年7月20日 (2018-07-20)
ベナンウィダーでデヴィッドはブードゥー教の知識を深め、トロン神のもとでブードゥーの儀式を受ける。次にヨハネスブルグアレクサンドラ英語版を訪れた彼はその危険さを調査する。最後にデヴィッドはオラニアで少数のアフリカーナー・ナショナリスト英語版のグループと会い、さらに北部でスイドランダー英語版のサバイバリスト達を取材する。
8"再び、アメリカ"
"Back in the USA"
2018年7月20日 (2018-07-20)
再びアメリカを訪れたデヴィッドはロサンゼルスマンソン・ファミリーの殺人事件ツアーに参加し、マンソンのファンや友人を取材する。次にデヴィッドはケンタッキー州実物大のノアの方舟英語版を訪れた後、バージニア州プレッパー英語版を取材する。最後にテネシー州で世界一恐ろしいお化け屋敷と言われるマッケイミー・マナーを訪れる。

参考文献[編集]

  1. ^ a b The Disaster Zone of Netflix’s Dark Tourist”. The Atlantic (2018年7月26日). 2018年7月30日閲覧。
  2. ^ David Farrier's Dark Tourist is... pretty damn dark”. Noted (2018年7月29日). 2018年7月30日閲覧。
  3. ^ Netflix’s Dark Tourist and the trouble with ‘extreme’ travel TV”. The Guardian (2018年7月23日). 2018年7月30日閲覧。

外部リンク[編集]