中塩田駅

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中塩田駅
駅舎(2012年10月)
なかしおだ
Nakashioda
BE09 下之郷 (1.3 km)
(0.6 km) 塩田町 BE11
地図
所在地 長野県上田市五加字富在家1225-6
北緯36度21分47.19秒 東経138度12分16.96秒 / 北緯36.3631083度 東経138.2047111度 / 36.3631083; 138.2047111座標: 北緯36度21分47.19秒 東経138度12分16.96秒 / 北緯36.3631083度 東経138.2047111度 / 36.3631083; 138.2047111
駅番号 BE10
所属事業者 上田電鉄
所属路線 別所線
キロ程 7.4 km(上田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 単式1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
25人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1921年大正10年)6月17日[1]
備考 無人駅[1]
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中塩田駅(なかしおだえき)は、長野県上田市五加にある上田電鉄別所線である[1]。駅番号はBE10

歴史[編集]

改修前の駅舎(2004年3月)

駅構造[編集]

単式1面1線のホームを持つ地上駅上田丸子電鉄時代からの駅舎が使用されており、当時の社紋が残る[1]

1980年代まで当駅終着・始発のダイヤが一日数本設定されており、電車は別所温泉方の本線上で折り返していた。

開業時以来駅員が配置されていたが、現在は無人駅となっている。ホーム柵も撤去されているため、駅舎を経由しなくてもそのまま入場できる。

当駅始発・終着便が無くなってから久しく、全くの停留場となっているものの、他の別所線の駅に比べ構内は比較的広い。

元は対向式ホーム2面2線の駅で構内踏切があった。かつては列車交換も行われていたが、現在は別所温泉方のポイントが撤去されており、行き違いはできないようになっている。残った行き止まりのレール(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は構内側線となり、保線用の車両が留置されている。現在ホームは駅本屋側(対向式ホーム2面2線当時は別所温泉方)のみとなっており、反対側旧ホーム(対向式ホーム2面2線当時は上田方)は屋根が撤去され、枕木などの資材が置かれている。駅に接して別所温泉方の長野県道171号塩田仁古田線に「五加踏切」があり、1970年代まで踏切番小屋が置かれ、踏切番が配置されていたほか、電車が本線上で折り返す際にはこの踏切上に停車していた。この他倉庫などもあったがすべて撤去されている。上田方の「中塩田踏切」を超えた先にも構内側線があり、使用されていない保線用の工事用車両が留置されている。これらの構内側線や旧ホーム敷地を利用して新車の搬入や旧車の解体も行われている。

2009年に駅舎が改修・整備され、再塗装が施されたほか、2012年にはホームも改修され電車との段差が無くなった。

利用状況[編集]

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[4]

年度 一日平均
乗車人員
2010年 14
2011年 18
2012年 10
2013年 12
2014年 20
2015年 20
2016年 21
2017年 25

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

上田電鉄
別所線
下之郷駅(BE09) - 中塩田駅(BE10) - 塩田町駅(BE11)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、333頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ 【上田電鉄】駅ナンバリング導入”. 鉄道ホビダス (2016年4月13日). 2022年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
  3. ^ 上田電鉄別所線 駅番号(駅ナンバリング)導入について”. 上田電鉄. 2016年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月11日閲覧。
  4. ^ 『長野県統計書』各年度版による。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]