中嶋一輝

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中嶋 一輝
基本情報
本名 中嶋 一輝
階級 スーパーバンタム級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-05-28) 1993年5月28日(30歳)
出身地 奈良県大和郡山市
スタイルボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 18
勝ち 15
KO勝ち 12
敗け 2
引き分け 1
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中嶋 一輝(なかじま かずき、1993年5月28日 - )は、日本プロボクサー奈良県大和郡山市出身[1]。元WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王者。第50代OPBF東洋太平洋バンタム級王者。現OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。大橋ボクシングジム所属。

来歴[編集]

中学からボクシングを始めた[2]。弟の憂輝もプロボクサー[3]奈良朱雀高校卒業後、芦屋大学に入学[4]

2017年6月25日、プロデビュー戦を1回KO勝ち[5]

2019年7月23日、後楽園ホールで渡辺健一とGOD'S LEFTバンタム級トーナメント準々決勝を行い、1回2分2秒TKO勝ちで準決勝に進出[6]。同年11月9日、後楽園ホールで南出仁とGOD'S LEFTバンタム級トーナメント準決勝を行い、1回2分34秒TKO勝ちで決勝進出[7]

2020年1月28日、後楽園ホールでトーナメント決勝として、日本スーパーフライ級18位の堤聖也と対戦し、8回1-0(77-75,76-76,76-76)で引き分けとなり、優勢点でトーナメント王者となった[8]

2021年5月21日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦として千葉開と対戦し、12回3-0(116-112、117-111、119-109)で判定勝ちを収め、王座を獲得した[9]

2021年10月19日、後楽園ホールで元OPBF同級王者でOPBF同級2位の栗原慶太を相手に防衛戦を行うも、3回52秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[10]

2022年7月12日、後楽園ホールでカルーン・ジャルピアンラード(ペッバーンボーン・ゴーキャットジム)とスーパーバンタム級8回戦で対戦し、5回2分3秒TKO勝ちを収めた[11]

2023年2月16日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座決定戦を同級3位のケニー・デメシーリョと行い、8回2分45秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した[12]

2023年6月29日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーバンタム級タイトルマッチを元IBF世界同級王者のテレンス・ジョン・ドヘニー(TJ・ドヘニー)と行い、4回2分32秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[13]

2024年2月22日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦をOPBF東洋太平洋同級5位の中川麦茶と行い、12回判定3-0(119-109、120-108×2)の判定勝ちで王座獲得に成功した。

戦績[編集]

  • アマチュアボクシング - 87戦72勝15敗(30KO)
  • プロボクシング - 18戦15勝(12KO)1分2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2017年6月25日 1R 1:49 KO アランカン・ウォラクット タイ王国の旗 タイ プロデビュー戦
2 2017年8月30日 1R 0:26 KO レスヌ・スンダバ インドネシアの旗 インドネシア
3 2017年12月30日 6R 判定3-0 東大河(ナカザト) 日本の旗 日本
4 2018年3月26日 1R 1:25 TKO シリポン・プラスロエドポン タイ王国の旗 タイ
5 2018年8月27日 5R 終了 TKO 藤岡拓弥(VADY) 日本の旗 日本
6 2018年12月3日 7R 2:27 TKO 宇津見義広(ワタナベ 日本の旗 日本
7 2019年7月23日 1R 2:02 TKO 渡辺健一(ドリーム 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント予選
8 2019年11月9日 1R 2:34 TKO 南出仁(セレス 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント準決勝
9 2020年1月28日 8R 判定1-0 堤聖也角海老宝石 日本の旗 日本 GOD’S LEFTバンタム級トーナメント決勝
10 2020年9月16日 3R 2:39 TKO 野村健太(仲里 日本の旗 日本
11 2021年5月21日 12R 判定3-0 千葉開横浜光 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
12 2021年10月19日 3R 0:52 TKO 栗原慶太(一力) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋王座陥落
13 2022年3月8日 1R 3:00 KO 川島翔平(真正 日本の旗 日本
14 2022年7月12日 5R 2:03 TKO ペッバーンボーン・ゴーキャットジム タイ王国の旗 タイ
15 2022年10月25日 8R 2:18 TKO コンファー・ナコンルアンプロモーション タイ王国の旗 タイ
16 2023年2月16日 8R 2:45 TKO ケニー・デメシーリョ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
17 2023年6月29日 4R 2:32 TKO テレンス・ジョン・ドヘニー アイルランドの旗 アイルランド WBOアジア太平洋王座陥落
18 2024年2月22日 12R 判定3-0 中川麦茶(一力) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
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獲得タイトル[編集]

アマチュア[編集]

プロ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ DANGAN225 GOD’S LEFT バンタム級トーナメント Boxing Raise
  2. ^ 「ナオヤ世代」中嶋一輝プロ入り、井上尚弥と同門に 日刊スポーツ 2017年4月1日
  3. ^ 中嶋憂輝デビュー戦が決定! エビ☆ログ 2018年9月5日
  4. ^ 国体王者の中嶋一輝、インハイ3位の大湾がプロ入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月3日
  5. ^ 2017年6月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 山中慎介バンタム級トーナメント白熱 準決勝は中嶋一輝vs南出仁、山下賢哉vs堤聖也 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月23日
  7. ^ 井上尚弥の同級生 中嶋一輝が初回TKO勝ち 山中慎介バンタム級トーナメント決勝進出 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年11月9日
  8. ^ 中嶋一輝が山中慎介バンタム級T初代王者に 強打不発で堤聖也とドローも優勢点で優勝 Boxing News(ボクシングニュース)2020年1月28日
  9. ^ 強打の中嶋一輝 判定でOPBFバンタム級王座獲得「倒せなくて悔しい」 Boxing News(ボクシングニュース)2021年5月21日
  10. ^ 栗原慶太が豪快TKOでOPBFバンタム級戦王座返り咲き 中嶋一輝は王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月19日
  11. ^ 元OPBFバンタム級王者の中嶋一輝 かつての井上尚弥の挑戦者に5回TKO勝ちBoxing News(ボクシングニュース)2022年7月12日
  12. ^ 元東洋太平洋バンタム級王者中嶋一輝WBO・APスーパーバンタム級新王者 2階級でアジア王者”. 日刊スポーツ (2023年2月16日). 2023年4月9日閲覧。
  13. ^ 中嶋一輝が元王者ドヘニーに4回TKO負けで初防衛失敗 WBO-APスーパーバンタム級王座戦 日刊スポーツ (2023年6月29日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
井上拓真
第50代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2021年5月21日 - 2021年10月19日

次王者
栗原慶太
空位
前タイトル保持者
ジュンリエル・ラモナル
WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者

2023年2月16日 - 2023年6月29日

次王者
テレンス・ジョン・ドヘニー
空位
前タイトル保持者
武居由樹
第47代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者

2024年2月22日 - 現在

次王者
N/A