中河御厨 ウィキペディアから無料の百科事典 中河御厨(なかがわのみくりや)は、平安時代~安土桃山時代にかけて美濃国にあった荘園。伊勢神宮領。中川御厨とも。 概要[編集] 所在[編集] 美濃国安八郡。現在の岐阜県大垣市中川町付近。 規模[編集] 鎌倉時代初期に356町。 起源[編集] 不明。 領主[編集] 本家 伊勢神宮→北条氏得宗→伊勢神宮 領家 月輪尹賢→万里小路時房ら 終焉[編集] 元弘3年(1333年)に小笠原氏が地頭になって勢力を拡大するが、いちおう戦国時代まで神領として機能していた。 備考[編集] 12世紀中頃に美濃国内神領輸物の済所になった。神税は内宮に米50石と絹20疋、外宮に米25石と絹10疋。 関連項目[編集] 日本の荘園の一覧 参考文献[編集] 『国史大辞典』(吉川弘文館) 『日本史広辞典』(山川出版社) 『日本史総攬』(新人物往来社)