例えば

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「例えば」
花譜シングル
初出アルバム『狂想
リリース
規格 音楽配信
ジャンル J-POP
時間
レーベル KAMITSUBAKI RECORD
作詞・作曲 カンザキイオリ
(作詞・作曲・編曲)
花譜のシングル 年表
愛と花
(2021年)
例えば
(2021年)
海に化ける
(2021年)
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例えば」(たとえば)は、花譜の楽曲[1][2][3]2021年5月19日に配信シングルとしてリリースされ[2][4]、同日YouTube上にてミュージックビデオが公開された[2][5]。劇場アニメ「映画大好きポンポさん」の挿入歌として使用され[1][2][3]、2021年6月4日に発売された『映画大好きポンポさん オリジナルサウンドトラック』にも収録されている[6]

また、2023年3月8日には花譜の3rdアルバム『狂想』にも収録された[7]

背景と特色

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同じく『映画大好きポンポさん』挿入歌となっているEMAの「反逆者の僕ら」も同様、カンザキイオリが書き下ろした楽曲である[2][3]コロナ禍の影響により、花譜の自宅にてレコーディングが行われた[3]ギターの疾走感に花譜の透き通った歌声が重なり、ミュージックビデオで描かれる雄大な景色に響き渡るような力強いギターロックの楽曲となっている[3]

花譜は『ホットギミック ガールミーツボーイ』でも主題歌「夜が降り止む前に」を歌ったが、その際も映画館で直接自分の声が流れるのを聞くまで実感が湧かなかったと語っている[3]。また、花譜は映画を見た人がポンポさんのことを思い出す時に、頭の中でこの曲が流れると嬉しいと語っている[2][3]。収録した際にはその作品のキャラクターや映画のワンシーンが登場するときがあると語っている[3]

『映画大好きポンポさん』の予告動画では、大サビが使用されている[3][8]。本編の作中では、それまでの苦しい状況から抜け出すカタルシスを感じるシーンにて使用された[9]。主人公ポンポのアシスタントであるジーンがいくつもの「例えば」を切り貼りしてもがきながら確実に前に進んでいくシーンで、カンザキイオリによる歌詞がその場面とマッチし、劇中で活かされている[9]。花譜によると、映画では作中の登場人物の生活が映画の1–2時間に収められ様々なことが割愛されているのに、視聴者はそれを目まぐるしいとは思わず、あまりに自然で、本当に今を生きているようであることが、曲中の「例えばその光があれば 揺れる髪も爪の色も春風を知った雪雲も 全部を捨ててもいい どうでもいいんだよ」という歌詞に表現されている[3]

制作スタッフ

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ギターは伊藤翔磨による演奏である[1][5]。ミュージックビデオの監督は涌元トモタカで、CGディレクターとして牛乳瓶、CGアニメーターとしてmonomane91、テクニカルアーティストとしてsachiko15、CGプロデューサーとして史耕がミュージックビデオの制作を行った[1][5]。タイトルロゴはZUMAがデザインを行った[1][5]

脚注

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  1. ^ a b c d e 【花譜】配信SINGLE「例えば」”. KAMITSUBAKI STUDIO. 2023年4月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 音楽ナタリー編集部 (2021年5月19日). “花譜、EMAそれぞれが歌う「映画大好きポンポさん」挿入歌MV公開”. 音楽ナタリー. 2023年4月13日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j オグマフミヤ (2021年7月3日). “花譜インタビュー『映画大好きポンポさん』挿入歌に込めた、危ういまでの情熱と愛”. KAI-YOU. 2023年4月13日閲覧。
  4. ^ クイック・ジャパン編集部 編『クイック・ジャパン Vol. 162』太田出版、2022年8月26日、81頁。ISBN 978-4778318277OCLC 1342547424 
  5. ^ a b c d 花譜 -KAF- (2021年5月19日). “花譜 #80「例えば」【オリジナルMV】”. YouTube. 2023年4月13日閲覧。
  6. ^ ミュージック”. 劇場アニメ『映画大好きポンポさん』公式サイト. 2023年4月13日閲覧。
  7. ^ リアルサウンド編集部 (2023年3月8日). “花譜、東京ゲゲゲイとのコラボ曲 「メイドインあたし」配信リリース 3rdアルバム『狂想』も同日発売”. Real Sound. 2023年4月13日閲覧。
  8. ^ KADOKAWAanime (2021年3月19日). “劇場アニメ『映画大好きポンポさん』本予告”. YouTube. 2023年4月13日閲覧。
  9. ^ a b オグマフミヤ (2021年7月3日). “花譜インタビュー『映画大好きポンポさん』挿入歌に込めた、危ういまでの情熱と愛”. KAI-YOU. p. 2. 2023年4月13日閲覧。

外部リンク

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