入道親王 ウィキペディアから無料の百科事典 入道親王(にゅうどう しんのう)とは、すでに親王宣下を受けている親王が出家(入道)した後の身位と称号。入道宮(にゅうどうの みや)、優婆塞宮(うばそくの みや)[1]ともいった。 これに対して、王が出家した後に親王宣下を受けると、これを法親王といった[2]。 入道親王の例[編集] 性信入道親王 覚性入道親王 良純入道親王 道助入道親王 性助入道親王 法仁入道親王 道欽入道親王 尊道入道親王 静覚入道親王 尊快入道親王 良尚入道親王 尊朝入道親王 尊悟入道親王 覚諄入道親王 脚注[編集] ^ 優婆塞とは本来仏教用語で在家信者のことをさす。在家を参照されたい。 ^ 和田英松、所功校訂『官職要解』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061586215、262-263p 関連項目[編集] 法皇 法親王 守貞親王 - 出家して行助入道親王といったが、承久の乱後に院政を敷く。