八ッ場バイパス

ウィキペディアから無料の百科事典

バイパス道路
(地域高規格道路
国道145号標識
国道145号
八ッ場バイパス
総延長 10.8 km
開通年 2011年12月20日
起点 群馬県吾妻郡長野原町長野原
終点 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
八ッ場バイパス
吾妻郡東吾妻町大字松谷

八ッ場バイパス(やんばバイパス)は、群馬県吾妻郡長野原町長野原から吾妻郡東吾妻町松谷に至る延長10.8キロメートル (km) の国道145号バイパスである。

概要

[編集]

この区間の旧道は吾妻川の渓谷に沿って走行するため幅員狭小・線形不良であり、加えて八ッ場ダム建設に伴い大部分が水没することから、これを迂回・解消する事を目的とした付け替え道路である。またこのバイパスは、群馬県渋川市長野県東御市とを結ぶ上信自動車道の一部として、地域高規格道路に指定されている。

路線データ

[編集]
  • 起点 : 群馬県吾妻郡長野原町長野原
  • 終点 : 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷
  • 延長 : 10.8 km
  • 規格 : 第3種第1級
  • 道路幅員 : 25.0 m
  • 車線数 : 4車線(暫定2車線)
  • 車線幅員 : 3.5 m
  • 設計速度 : 80 km/h

通過市町村

[編集]

沿革

[編集]
  • 2010年平成22年)12月19日 : 東吾妻町松谷(雁ヶ沢ランプ) - 長野原町長野原(約9.4 km)が暫定2車線で部分開通。
  • 2011年(平成23年)12月20日 : 東吾妻町松谷地内(雁ヶ沢ランプ以東1.4 km)が暫定2車線で開通し、全線開通[1]
  • 2014年(平成26年)11月18日 : 平行する旧道の一部が供用廃止となったため、こちらが現道となる(廃止した区間は当面の間、八ッ場ダム工事専用道路として流用)。
  • 2019年令和元年)10月1日 - 長野原町を通過する旧道の一部区間(長野原町長野原 - 長野原町林)が国道指定を解除[2]
  • 2020年(令和2年)7月31日 - 長野原町を通過する旧道の一部区間(長野原町大津 - 長野原町長野原)が国道145号の指定を解除、国道406号単独に[3]

主な道路施設

[編集]
茂四郎トンネル

道の駅

[編集]

トンネル・橋

[編集]

接続する道路

[編集]
長野原町横壁(2015年10月)国道406号との交差地点である。
↑↓方向が国道145号現道・八ッ場バイパス(↑沼田方面、↓羽根尾方面)、←→方向が国道406号である。

注釈

[編集]
  1. ^ 平成23年群馬県告示第383号、群馬県報第8951号(2011年12月13日発行)
  2. ^ 群馬県告示第146号」(PDF)『群馬県報』第9737号、群馬県、2019年10月1日、2022年1月26日閲覧 
  3. ^ 群馬県告示第206号」(PDF)『群馬県報』第9821号、群馬県、2020年7月31日、2022年1月26日閲覧 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]