八ッ場バイパス
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バイパス道路 (地域高規格道路) | |
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国道145号 | |
八ッ場バイパス | |
総延長 | 10.8 km |
開通年 | 2011年12月20日 |
起点 | 群馬県吾妻郡長野原町長野原 |
終点 | 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷 |
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八ッ場バイパス(やんばバイパス)は、群馬県吾妻郡長野原町長野原から吾妻郡東吾妻町松谷に至る延長10.8キロメートル (km) の国道145号のバイパスである。
概要
[編集]この区間の旧道は吾妻川の渓谷に沿って走行するため幅員狭小・線形不良であり、加えて八ッ場ダム建設に伴い大部分が水没することから、これを迂回・解消する事を目的とした付け替え道路である。またこのバイパスは、群馬県渋川市と長野県東御市とを結ぶ上信自動車道の一部として、地域高規格道路に指定されている。
路線データ
[編集]- 起点 : 群馬県吾妻郡長野原町長野原
- 終点 : 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷
- 延長 : 10.8 km
- 規格 : 第3種第1級
- 道路幅員 : 25.0 m
- 車線数 : 4車線(暫定2車線)
- 車線幅員 : 3.5 m
- 設計速度 : 80 km/h
通過市町村
[編集]沿革
[編集]- 2010年(平成22年)12月19日 : 東吾妻町松谷(雁ヶ沢ランプ) - 長野原町長野原(約9.4 km)が暫定2車線で部分開通。
- 2011年(平成23年)12月20日 : 東吾妻町松谷地内(雁ヶ沢ランプ以東1.4 km)が暫定2車線で開通し、全線開通[1]。
- 2014年(平成26年)11月18日 : 平行する旧道の一部が供用廃止となったため、こちらが現道となる(廃止した区間は当面の間、八ッ場ダム工事専用道路として流用)。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 長野原町を通過する旧道の一部区間(長野原町長野原 - 長野原町林)が国道指定を解除[2]。
- 2020年(令和2年)7月31日 - 長野原町を通過する旧道の一部区間(長野原町大津 - 長野原町長野原)が国道145号の指定を解除、国道406号単独に[3]。
主な道路施設
[編集]道の駅
[編集]トンネル・橋
[編集]接続する道路
[編集]- 国道145号長野原バイパス・国道406号・群馬県道378号長野原草津口停車場線(長野原・久々戸交差点)
- 国道406号(長野原町横壁)
- 群馬県道375号林岩下線・群馬県道376号林長野原線(長野原町林・林交差点)
- 群馬県道377号川原畑大戸線(長野原町川原畑)
- 国道145号旧道(東吾妻町松谷・吾妻渓谷入口交差点)
注釈
[編集]- ^ 平成23年群馬県告示第383号、群馬県報第8951号(2011年12月13日発行)
- ^ 「群馬県告示第146号」(PDF)『群馬県報』第9737号、群馬県、2019年10月1日、2022年1月26日閲覧。
- ^ 「群馬県告示第206号」(PDF)『群馬県報』第9821号、群馬県、2020年7月31日、2022年1月26日閲覧。