千歳町停留場 (長崎県)

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千歳町停留場
南より望む
ちとせまち
Chitose-machi
13A 昭和町通 (0.1 km)
(0.2 km) 若葉町 14
所在地 長崎県長崎市若葉町10番3号先
北緯32度47分22.5秒 東経129度51分39.8秒 / 北緯32.789583度 東経129.861056度 / 32.789583; 129.861056 (千歳町停留場)
駅番号 13
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 本線(1号系統・□2号系統3号系統
キロ程 0.3km(住吉起点)
赤迫から0.6 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,500人/日
-2015年-
開業年月日 1998年平成10年)5月7日
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千歳町停留場(ちとせまちていりゅうじょう、千歳町電停)は、長崎県長崎市若葉町にある長崎電気軌道本線の路面電車停留場1号系統2号系統3号系統が停車する。

歴史[編集]

千歳町停留場は1998年(平成10年)に長崎電気軌道の停留場の統廃合に伴い新設された[1]、同社で一番新しい停留場である[2]。付近にある国道206号住吉交差点の拡幅工事により、北隣にある昭和町通停留場の長崎駅前方面乗り場が廃止[3]されたのに代わって設けられた[1][4]。また当停留場の開業に合わせて、南隣にある若葉町停留場は南へ移設されている[1]

年表[編集]

構造[編集]

千歳町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームがある[7][8]。ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合わせに配される相対式ホーム[8][9]。東側にあるのが長崎駅前方面行き、西側にあるのが赤迫方面行きのホームである[8]。両ホーム間は北側にある横断歩道で行き来できる。

利用状況[編集]

長崎電軌の調査によると1日の乗降客数は以下の通り。複合再開発ビル「チトセピア」の利用客も多い[4]

  • 1998年 - 4,709人[5]
  • 2015年 - 3,500人[10]

周辺[編集]

アパートやマンションなどビルが多く建ち並ぶ[2]。スーパー・公共施設・市営アパートが一体となった複合施設「チトセピア」の最寄停留場である[5]

隣の停留場[編集]

長崎電気軌道
本線(1号系統・□2号系統・3号系統)
住吉停留場(12) - 昭和町通停留場(13A)(赤迫方面行きのみ) - 千歳町停留場(13) - 若葉町停留場(14)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “渋滞の解消へ、電停を統廃合 長崎市の路面電車”. 朝日新聞(地方版・長崎) (朝日新聞西部本社). (1998年5月8日) 
  2. ^ a b 100年史, p. 114.
  3. ^ 赤迫方面乗り場は休止したのち移設して復活。
  4. ^ a b 田栗 2005, p. 58.
  5. ^ a b c 田栗 & 宮川 2000, pp. 45–46.
  6. ^ a b 今尾 2009, p. 57.
  7. ^ 100年史, p. 130.
  8. ^ a b c 川島 2013, p. 44.
  9. ^ 川島 2007, p. 116.
  10. ^ 100年史, p. 124.

参考文献[編集]

  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 12 九州沖縄、新潮社、2009年。ISBN 978-4-10-790030-2 
  • 川島令三全国鉄道事情大研究』 九州篇 2、草思社、2007年。ISBN 978-4-7942-1562-8 
  • 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第5巻 長崎・佐賀エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年。ISBN 978-4-06-295161-6 
  • 田栗優一『長崎「電車」が走る街今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 4-533-05987-2 
  • 田栗優一、宮川浩一『長崎のチンチン電車』葦書房、2000年。ISBN 4-7512-0764-4 
  • 長崎電気軌道株式会社『長崎電気軌道100年史』2016年。 

関連項目[編集]