古今亭文菊
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Kokontei Bungiku | |
古今亭文菊定紋「裏梅」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1979年2月23日(45歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
師匠 | 二代目古今亭圓菊 |
出囃子 | 関三奴 |
活動期間 | 2002年 - |
活動内容 | 落語家 |
配偶者 | あり |
所属 | 落語協会 |
公式サイト | 古今亭文菊 オフィシャルサイト |
受賞歴 | |
2006年∶平成18年度NHK新人演芸大賞本選出場 2007年∶平成19年度NHK新人演芸大賞本選出場 2008年∶平成20年度NHK新人演芸大賞本選出場 2008年∶落語一番勝負若手落語家グランプリ 2009年∶平成21年度NHK新人演芸大賞 2012年∶第29回浅草芸能大賞新人賞受賞 2015年∶第70回文化庁芸術祭優秀賞 2016年3月∶平成27年度国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞 2020年3月∶令和元年度国立演芸場「花形演芸大賞」大賞 2021年3月∶令和2年度国立演芸場「花形演芸大賞」大賞 | |
古今亭 文菊(ここんてい ぶんぎく、1979年2月23日 - )は、落語協会所属の落語家。東京都世田谷区出身。本名∶宮川 真吾。
経歴
[編集]2001年3月学習院大学文学部史学科卒業[1]後、翌年11月二代目古今亭圓菊に入門。13番弟子となる。2003年1月前座名「菊六」で楽屋入り。
2006年5月に柳家ろべえ、三遊亭時松、鈴々舎馬ること共に二ツ目昇進。2008年落語一番勝負若手落語家グランプリ優勝。2009年、NHK新人演芸大賞落語部門大賞受賞。2011年、前橋若手落語家選手権優勝。
2012年9月、28人抜き[2]の抜擢で古今亭志ん陽と共に真打に昇進、「文菊」に改名。同年浅草芸能大賞新人賞受賞。
2015年、文化庁芸術祭優秀賞受賞。2020年、令和元年度花形演芸大賞受賞[3]。2021年、令和2年度花形演芸大賞受賞。
芸歴
[編集]演目
[編集]廓噺
[編集]政談
[編集]受賞歴
[編集]- 2006年∶平成18年度NHK新人演芸大賞本選出場
- 2007年∶平成19年度NHK新人演芸大賞本選出場
- 2008年
- 平成20年度NHK新人演芸大賞本選出場
- 落語一番勝負若手落語家グランプリ
- 2009年∶平成21年度NHK新人演芸大賞
- 2012年∶第29回浅草芸能大賞新人賞受賞
- 2015年∶第70回文化庁芸術祭優秀賞
- 2016年3月∶平成27年度国立演芸場「花形演芸大賞」銀賞
- 2020年3月∶令和元年度国立演芸場「花形演芸大賞」大賞
- 2021年3月∶令和2年度国立演芸場「花形演芸大賞」大賞
人物
[編集]- 2003年入門の同期、柳家小八・三遊亭ときん・鈴々舎馬るこ・五代目桂三木助・柳亭こみち・二代目古今亭志ん五・ 古今亭駒治・柳家小平太・柳家勧之助との10人で、「TEN」というユニットを組んでいた[4]。
- 師匠の二代目圓菊は理不尽で、「眉が細くなった、女にモテようと言うのか。」「家が自由が丘?」と支離滅裂な理由で破門だと叱られたが、兄弟子の三代目圓菊(二代目圓菊の子息)が優しくしてくれたので踏みとどまった。
- 十二世市川團十郎は文菊の父親と学生時代の同級生で、文菊一家とは家族ぐるみのつきあいをしていた。文菊が真打昇進の時には、二ツ目昇進時に團十郎が描いた文菊の似顔絵が手ぬぐいに描かれ[5]、真打昇進披露宴の際には、体調不良で出席できなかった(一か月後に死去)師匠の圓菊の代わりに團十郎が文菊に付き添った[6]。
- 十一代目市川海老蔵のブログにも「幼なじみの文菊君」として登場している。[7]
- 2020年4月に第一子となる長男が誕生した。
- 2023年10月7日放送の『おかあさんといっしょ』に一般参加という形で長男とともに出演した。
- 私服がおしゃれ。
- 楽屋に入るとまず手を洗う。
- 前座さんからスタッフにまで頭を下げて挨拶をする。
- まつげが長い。
- よくキャリーバッグで楽屋入りする。
出囃子
[編集]出演
[編集]TV
[編集]- 経世済民の男 高橋是清 前編 (2015年8月22日、NHK総合)- 幇間 役[9]
- 御法度落語 おなじはなし寄席!(2021年2月6日、BS朝日) - 「まんじゅうこわい」
- カラーで蘇る古今亭志ん生(2023年9月17日、NHKEテレ)- 司会
ラジオ
[編集]- みらいブンカ village『落語家が、何か面白いこと言ってるよ』(2020年2月27日、文化放送)
映画
[編集]ウェブテレビ
[編集]- 第二回ABEMA寄席(2020年5月24日、ABEMA)[10]
出版物
[編集]- 別冊太陽「十代目 柳家小三治」スペシャル・ロング・インタビュー(2018年9月、平凡社)- インタビュアー
- ユリイカ 2022年1月号「特集 柳家小三治」(2022年1月、青土社)- 寄稿「心を心にする」
出典
[編集]- ^ “文学部卒業生 落語家 古今亭 文菊”. 学習院大学. 2021年1月4日閲覧。
- ^ “もつれた糸をほどいたのは、師匠と… 古今亭文菊の告白”. 朝日新聞 (2020年10月18日). 2021年1月4日閲覧。
- ^ “令和元年度花形演芸大賞決定のお知らせ”. 日本芸術文化振興会 (2020年3月26日). 2020年10月22日閲覧。
- ^ “TEN-てん-のオフィシャルブログ”. 2018年5月31日閲覧。
- ^ “落語家 古今亭文菊(卒業生インタビュー)”. 学習院大学. 2018年7月1日閲覧。
- ^ “文菊師匠真打昇進披露宴”. 「たまごの会」こーほー支援ブログ. excite blog (2012年9月9日). 2018年7月1日閲覧。
- ^ “文菊くん(2013.10.23)”. ABKAI 市川海老蔵ブログ. abema blog. 2018年7月1日閲覧。
- ^ “いいとも”. 古今亭文菊のブログ. Ameba blog (2013年8月1日). 2019年5月3日閲覧。
- ^ “経世済民の男(第一回~第二回)高橋是清 前編・後編(「経世済民」にルビ「けいせいさいみん」が付く)”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2019年5月3日閲覧。
- ^ “柳亭市馬、笑福亭仁智ら総勢12名が出演する夢の寄席が実現!『第二回ABEMA寄席』生放送決定”. ABEMA TIMES (2020年5月20日). 2020年5月23日閲覧。