吾妻町 (長崎県)
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あづまちょう 吾妻町 | |||||
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廃止日 | 2005年10月11日 | ||||
廃止理由 | 新設合併・市制施行 吾妻町、国見町、瑞穂町、愛野町、千々石町、小浜町、南串山町 → 雲仙市 | ||||
現在の自治体 | 雲仙市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
郡 | 南高来郡 | ||||
市町村コード | 42364-5 | ||||
面積 | 32.55 km2 | ||||
総人口 | 7,342人 (2005年5月1日) | ||||
隣接自治体 | 諫早市、南高来郡愛野町、瑞穂町、千々石町 | ||||
吾妻町役場 | |||||
所在地 | 〒859-1107 長崎県南高来郡吾妻町牛口名714番地 | ||||
外部リンク | 吾妻町(アーカイブ版) | ||||
座標 | 北緯32度50分07秒 東経130度11分15秒 / 北緯32.83522度 東経130.1875度座標: 北緯32度50分07秒 東経130度11分15秒 / 北緯32.83522度 東経130.1875度 | ||||
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吾妻町(あづまちょう)は、長崎県の島原半島にあった町で、南高来郡に属した。
2005年10月11日に周辺6町と新設合併し、雲仙市として市制を施行したため、自治体としては消滅した。
現在、旧吾妻町役場に雲仙市役所本庁が置かれている。
地理
[編集]- 山:吾妻岳、鉢巻山
- 島嶼:大島[1]、中ノ島、沖ノ島
- 河川:山田川、田内川、長谷川、牧ノ内川、園川、大塚川、湯田川、大木場川、田ノ平川、土井ノ川、江頭川
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡のうち後の町域にあたる以下の自治体が発足。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 守山村と山田村が新設合併し、吾妻村が発足。村名の由来は、地内南部にある吾妻岳による[2]。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 吾妻村が町制施行。吾妻町となる。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 国見町、瑞穂町、愛野町、千々石町、小浜町、南串山町と合併し市制施行。雲仙市が発足し、吾妻町は自治体として消滅。
地域
[編集]地名
[編集]名を行政区域とする。大字は設置していない。吾妻町の前身である旧山田村・旧守山村では名の名称を十干に置き換えて表記していたが、合併後は十干を採用していない。
それぞれの名に対応する十干の詳細は、旧自治体頁の地名の節を参照
- 旧山田村
- 牛口名
- 馬場名
- 栗林名
- 布江名
- 川床名
- 永中名(えいちゅう)
- 阿母名(あぼ)
- 旧守山村
- 本村名
- 木場名
- 平江名
- 古城名
- 田之平名
- 大木場名
行政
[編集]- 町長 : 浦川康二
教育
[編集]中学校
[編集]- 吾妻町立吾妻中学校
小学校
[編集]- 吾妻町立川床小学校
- 吾妻町立大塚小学校
- 吾妻町立鶴田小学校
交通
[編集]最寄り空港は長崎空港。
鉄道
[編集]中心駅は吾妻駅。
バス路線
[編集]一般路線バス
[編集]- 島原鉄道バス
- 長崎県交通局(長崎県営バス)
道路
[編集]- 高速道路の最寄りインターチェンジは長崎自動車道諫早インターチェンジ。
一般国道
[編集]主要県道
[編集]産業
[編集]- 特産品
雲仙牛・ブロッコリー・がまだすちゃんぽん・がまだすラーメン・がまだす皿うどん
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 守山城跡
- 守山大塚古墳
- 弘法原遺跡
- 牧場の里 - 牛が放牧されていて諫早湾を一望できる。中国の万里の長城を模したものがある。
脚注
[編集]- ^ 長崎県雲仙市吾妻町阿母名 大島 地理院地図(電子国土Web)
干拓事業に伴い海域が埋め立てられ、1960年代までに陸続きとなった。
※島嶼部の参考写真:USA-M247-28 1947年4月11日 米軍撮影の空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス) - ^ 角川日本地名大辞典 42 長崎県「吾妻」
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
関連項目
[編集]- 長崎県の廃止市町村一覧
- 吾妻(その他の用法)