和希そら
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かずき そら 和希 そら | |
---|---|
生年月日 | 1992年10月5日(32歳) |
出身地 | 日本 岡山県岡山市 |
身長 | 167cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2010年 - |
活動内容 | 2010年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2021年:雪組へ異動 2024年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
公式サイト | 和希そらオフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『アナスタシア』 『夢千鳥』 『心中・恋の大和路』 『双曲線上のカルテ』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
和希 そら(かずき そら、1992年[1]10月5日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組・宙組の男役スター[1]。
岡山県岡山市[3][4]、市立旭東中学校出身[3]。身長167cm[1]。血液型B型[5]。愛称は「そら」、「そーちゃん」[3]。
来歴
[編集]2008年、宝塚音楽学校入学。
2010年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に96期生として次席入団[6][7]。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台[6][8]。その後、宙組に配属[6][2]。
2014年の「ベルサイユのばら」で新人公演初主演[8][9]。男装の麗人オスカルを演じる[8]。
2016年の「エリザベート」新人公演で、狂言回しとなる大役ルキーニ(本役:愛月ひかる)に抜擢[9][8]。
2018年のショー「ハッスル メイツ!」でバウホール公演初主演[10][9]。
2021年の「夢千鳥」で2度目のバウホール公演主演[11][2]。新型コロナウイルスの影響により、僅か4日で公演終了となる[12]。同年12月10日付で雪組へと組替え[13][7]。
2022年の「心中・恋の大和路」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演[12][7]。
2023年の「双曲線上のカルテ」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演主演[14][15]。
歌・ダンス・芝居と三拍子揃った技量で雪組3番手スターとして活躍し、2024年2月11日、「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4][16]。
退団後は舞台を中心に活動を続けている。
人物
[編集]宝塚初観劇は、雪組公演「霧のミラノ/ワンダーランド」[5]。
学生時代は帰宅部で、毎日ダンスのレッスンに通っていた[5]。
尊敬する恩師の勧めで宝塚の舞台を観て衝撃を受け、自分もこの舞台で踊りたいと、音楽学校受験を決意した[5]。
特技は目薬を差すこと[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2010年4 - 5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場のみ)
宙組時代
[編集]- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』『ルナロッサ』
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - 花売り少年、新人公演:マシュー・オズモンド(本役:蒼羽りく)『NICE GUY!!』
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ジャン『Apasionado!!II』(中日劇場)
- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - 新人公演:ロナウド(少年時代)(本役:星吹彩翔)『クライマックス』
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - 新人公演:アンスバッハ(本役:凪七瑠海)
- 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - リンチ
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - 新人公演:ルイジ・ヴァンパ(本役:七海ひろき)『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『うたかたの恋』 - クライス/グスタフ『Amour de 99!!-99年の愛-』(全国ツアー)
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - 青年、新人公演:ルネ(本役:七海ひろき/悠未ひろ)
- 2014年2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』 - コーネル・フリードマン『シトラスの風II』(中日劇場)
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 小公子/ランロス、新人公演:オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(本役:凰稀かなめ) 新人公演初主演[9][8]
- 2014年8 - 9月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(全国ツアー) - 小公子/近衛隊士/ルイ・シャルル
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - レクセル、新人公演:ヤコブ・ヨハン・アンカーストレム(本役:緒月遠麻)『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』
- 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - シンプソン店長/ホテルのダンサー(ジャン)/漁師
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - エジプトの戦士(伝令)、新人公演:ケペル(本役:愛月ひかる)
- 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』 - バート『シトラスの風III』(全国ツアー)
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ジョン・ヘミング/ジョン・ヘミング(マーキューシオ)、新人公演:リチャード・バーベッジ(本役:沙央くらま)『HOT EYES!!』 トリプルエトワール
- 2016年5月、『ヴァンパイア・サクセション』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ランディ・ケンパー
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜宙〜』(バウホール)
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使、新人公演:ルイジ・ルキーニ(本役:愛月ひかる)[9][8]
- 2016年11 - 12月、『双頭の鷲』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - ストーリーテラー
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - ピエール『VIVA! FESTA!』
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - マキシム『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - アニータ[8][9]
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - カッシュ『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年8月、『ハッスル メイツ!』(バウホール) バウ初主演[10][8]
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 殿上人『異人たちのルネサンス』 - クレディ
- 2019年2月、『黒い瞳』 - トリオ(愛)『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - ライナス・コールドウェル
- 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - フェイホオ『NICE GUY!!』(全国ツアー)
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - 藤九郎『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - イブラヒム
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - リリー[2]
- 2021年4月、『夢千鳥』(バウホール) - 白澤優二郎/竹久夢二 バウ主演[11][12]
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - G・レストレード警部『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』[13]
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - J・D・シェルドレイク
雪組時代
[編集]- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 三太『Sensational!』[17]
- 2022年7 - 8月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 亀屋忠兵衛 東上初主演[12][7]
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 順桂[3]
- 2023年2 - 3月、『BONNIE & CLYDE』(御園座) - バック・バロウ[3]
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - ゲオルグ『ジュエル・ド・パリ!!』[18]
- 2023年8 - 9月、『双曲線上のカルテ』(ドラマシティ・日本青年館) - フェルナンド・デ・ロッシ 東上主演[14][15]
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ハーバート・グリーンハウ・スミス『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』 退団公演[4][16]
出演イベント
[編集]- 2012年7月、『宝塚巴里祭2012』[19]
- 2013年11月、悠未ひろディナーショー『Heroe』[20]
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年3月、実咲凜音ミュージック・サロン『Million Carat!!』[21]
- 2017年9 - 10月、朝夏まなとディナーショー『LAST EYES!!』[22]
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
- 2022年11月、朝月希和ミュージック・サロン『La Lumière〜朝の月のように〜』[23]
- 2023年12月、和希そらディナーショー『Vie.』 主演[24]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2024年10月、『9 to 5』(日本青年館・オリックス劇場・キャナルシティ劇場・静岡市清水文化会館) - ジュディ・バーンリー[25]
- 2025年1 - 3月、『SIX』(EXシアター六本木・御園座・ドラマシティ) - キャサリン・パー[注釈 1][26]
- 2025年9 - 12月、『SPY×FAMILY』(ウェスタ川越・日生劇場・梅田芸術劇場・博多座・やまぎん県民ホール・静岡市清水文化会館・御園座) - ヨル・フォージャー[注釈 2][27]
ライブ・コンサート
[編集]- 2024年11月、Sora Kazuki Billboard Live 2024 in Yokohama・Osaka(ビルボードライブ横浜・大阪)[28]
TV出演
[編集]受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c PROFILE 和希そらオフィシャルサイト。
- ^ a b c d “宙組・和希そら 3年ぶり主演作 竹久夢二を奔放に、繊細に - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “<華宝塚>人物表現する力磨く 雪組・和希そら:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c 宝塚歌劇雪組・和希そらが来年2月に退団…三拍子そろう3番手スター スポーツ報知。
- ^ a b c d 『To The Future/宝塚GRAPH 2013年5月号』 阪急コミュニケーションズ、2013年、102頁。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 122.
- ^ a b c d INC, SANKEI DIGITAL (2022年7月20日). “宝塚雪組男役和希そら東上初主演「心中・恋の大和路」が開幕”. サンスポ. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “和希そら、初主演作「ハッスル メイツ!」2日開幕 “宙組魂”発する”. スポーツ報知 (2018年7月28日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “宙組20周年、記念イヤーに輝く“男”/和希そら - 宝塚 ~ 朗らかに - 芸能コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b “宙組・和希そら バウ初主演作“快幕”「『そーらーパワー』感じて!」”. スポーツ報知 (2018年8月2日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b “宝塚宙組・和希そら主演「夢千鳥」骨太愛憎劇を好演/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年9月26日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d “宝塚 雪組スター和希そら主演 日本物の名作「心中・恋の大和路」開幕/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年9月26日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇宙組一筋のスター・和希そらが12月10日付で雪組に組み替え”. スポーツ報知 (2021年7月27日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇雪組・和希そらが「双曲線上のカルテ」で懸命な医師を好演 同僚役・縣千は休演”. スポーツ報知 (2023年8月28日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2023年8月28日). “和希そらが熱演「双曲線上のカルテ」開幕 宝塚歌劇団雪組”. サンスポ. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b 【宝塚】本拠地・宝塚大劇場2カ月ぶり再開 雪組公演3週間遅れで開幕 日刊スポーツ。
- ^ “宝塚雪組公演千秋楽にトップスター・彩風咲奈「次は花のお江戸で人生修業」 東京公演へあいさつ”. スポーツ報知 (2022年4月18日). 2023年9月26日閲覧。
- ^ 【宝塚】雪組彩風咲奈、夢白あやとの新コンビ本拠お披露目開幕 夢追う作品に109期初舞台生も 日刊スポーツ。
- ^ “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年9月26日閲覧。
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- ^ SORA KAZUKI Christmas Special Dinner Show「Vie.」('23年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ “明日海りお、平野綾、和希そらの赤い衣裳が目を引く ミュージカル『9 to 5』のポップでスタイリッシュなメインビジュアルが解禁”. SPICE. イープラス (2024年5月31日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ “ミュージカル『SIX』日本キャスト“世界基準オーディション”で決定 元最強ゴスペル女子高生やハロプロ&宝塚出身など【一覧&楽曲リストあり】”. ORICON NEWS. オリコン. 2024年8月29日閲覧。
- ^ “西国WISEから招集!ミュージカル「SPY×FAMILY」再演、ロイド役は森崎ウィン&平方元基”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年10月18日). 2024年10月18日閲覧。
- ^ “和希そら、ビルボードライブに初登場”. SPICE. eplus (2024年8月30日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8。
- ^ 『2021年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、85頁。ISBN 978-4-86649-190-5。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 和希そらオフィシャルサイト
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