唐房バイパス
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一般国道 | |
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唐房バイパス | |
総延長 | 1.9 km[1][2] |
起点 | 唐津市佐志浜町【北緯33度28分42.2秒 東経129度56分5.5秒 / 北緯33.478389度 東経129.934861度】 |
終点 | 唐津市鳩川【北緯33度29分36.2秒 東経129度56分38.1秒 / 北緯33.493389度 東経129.943917度】 |
接続する 主な道路 (記法) | 国道204号 |
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唐房バイパス(とうぼうバイパス)は、佐賀県唐津市を通る国道204号のバイパスである。
概要
[編集]国道204号と佐賀県道23号唐津呼子線の交点である唐房入口交差点は複雑な構造をした交差点のうえ、さらに国道204号の唐房地区においては狭隘区間があり、唐房入口交差点の渋滞緩和と唐房地区の狭隘区間の解消を目的としたバイパスである。唐津市中心部からの呼子町行きの路線バスも国道204号を通行しており、呼子町や東松浦郡玄海町など東松浦半島方面へのアクセス向上が期待される全長約2 kmの道路。唐房トンネルは廃線となった旧国鉄呼子線のトンネルを取り壊し、拡幅している[3][4]。唐津の海を愛したフランス人ダイバー、ジャック・マイヨールの自伝映画「グラン・ブルー」にちなんで波戸岬までの20 kmの道の愛称を「ルート・グランブルー」と佐賀県が名付け広く県外へ発信していく。
路線データ
[編集]歴史
[編集]- 1980年(昭和55年) - 旧国鉄呼子線の唐房トンネルの工事が中止[4]。
- 2005年(平成17年) - 事業化[3][4]。
- 2020年(令和2年)8月29日 - 唐房トンネルの工事に着手[4]。
- 2021年(令和3年)12月19日 - 唐房トンネルが貫通[3]。
- 2023年(令和5年)
路線状況
[編集]通称
[編集]- ルート・グランブルー
道路施設
[編集]トンネル
[編集]地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 交差する場所 | |
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国道204号 唐津市街地方面 | ||
国道204号 | 佐志浜町 | 佐志浜町交差点 / 起点 |
佐賀県道23号唐津呼子線 | 浦 | [注釈 1] |
国道204号 | 鳩川 | 終点 |
国道204号 唐津市呼子方面 |
沿線
[編集]- 唐津市立佐志小学校(起点付近)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 唐房トンネルの上を通過する。
出典
[編集]- ^ a b “「幻の鉄路」国鉄呼子線のトンネルがバイパス道のトンネルに 拡張工事に着手”. 鉄道プレスネット (2020年8月29日). 2020年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ a b “新規事業採択時評価結果(平成17年度新規事業化箇所)”. 佐賀県. 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e “【動画】唐房トンネル貫通 来年度中の供用目指す 佐志浜町-鳩川間”. 佐賀新聞 (2021年12月20日). 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e “唐津・唐房バイパス新設事業、トンネル工事に着手 旧呼子線のトンネル取り壊しへ”. 佐賀新聞 (2020年8月30日). 2020年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “唐房バイパス(唐津市)開通時期を延期へ のり面崩壊や亀裂に対応 事業期間は2023年度末まで”. 佐賀新聞 (2023年2月2日). 2023年2月13日閲覧。
- ^ “国道204号唐房バイパスがいよいよ開通します”. 佐賀県 (2023年10月6日). 2023年10月9日閲覧。
- ^ “近付く呼子! 国道204号「唐房バイパス」11月開通へ 旧国鉄“幻のトンネル”が転生!? 南北の流れがスムーズに”. くるまのニュース (2023年10月14日). 2024年2月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 「唐房トンネル」順調に開通 - YouTube(佐賀新聞社提供、2021年12月19日公開)