唐笠駅
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唐笠駅 | |
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天竜川に面した唐笠駅と唐笠港 | |
からかさ Karakasa | |
◄門島 (3.4 km) (2.3 km) 金野► | |
所在地 | 長野県下伊那郡泰阜村唐笠[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 111.3 km(豊橋起点) |
電報略号 | ラサ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 11人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月30日[1][2] |
備考 | 駅員無配置駅[1] 標高:367m[1] |
唐笠駅(からかさえき)は、長野県下伊那郡泰阜村唐笠にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
近くに唐笠港があり、観光シーズンには天竜ライン下りを終えて天竜峡に戻る人々で混雑する[1]。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)10月30日:三信鉄道門島 - 天竜峡間開通時に唐笠停留場として開設[1][2][3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:三信鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)に移管[2][3]。同時に唐笠駅に昇格[2]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:東京都区内の各駅と長野駅を発着する旅客も利用可能となる[2]。
- 1971年(昭和46年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる[2][5]。
- 2013年(平成25年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。飯田駅管理の無人駅で駅舎は無いが、目前に天竜ライン下りの舟着場があるので比較的大きな待合所がある[1]。
- 駅全景。ホームに面した建物が待合所。背後の建物は便所。
- 駅出入口
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 48人[1]
- 2009年度 - 57人[1]
- 2010年度 - 62人
- 2011年度 - 51人
- 2012年度 - 36人
- 2013年度 - 24人
- 2014年度 - 18人
- 2015年度 - 19人
- 2016年度 - 18人[6]
- 2017年度 - 14人[7]
- 2018年度 - 11人[8]
駅周辺
[編集]天竜ライン下りの舟着場である唐笠港への最寄駅(駅より徒歩2分)[1]であり、鉄橋を渡った対岸が下條村である[1]。
- 天竜川
- 唐笠港
- 長野県道64号天竜公園阿智線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、226頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f g h 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、103-104頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ 「通報 ●飯田線向市場駅ほか10駅の旅客の取扱いについて(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年11月30日、6面。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。