四郷村 (三重県三重郡)
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よごうむら 四郷村 | |
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廃止日 | 1943年9月15日 |
廃止理由 | 編入合併 四日市市、四郷村、内部村 → 四日市市 |
現在の自治体 | 四日市市 |
廃止時点のデータ | |
国 | ![]() |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 三重郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 | 5,166人 (国勢調査、1940年) |
隣接自治体 | 四日市市 三重郡内部村、小山田村、川島村 |
四郷村役場 | |
所在地 | 三重県三重郡四郷村大字西日野3375![]() 四郷郷土資料館(旧四郷村役場) |
座標 | 北緯34度57分15秒 東経136度35分00秒 / 北緯34.95419度 東経136.58331度座標: 北緯34度57分15秒 東経136度35分00秒 / 北緯34.95419度 東経136.58331度 |
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四郷村(よごうむら)は三重県三重郡にあった村。現在の四日市市中心部の西南西、天白川の中流域、四日市あすなろう鉄道八王子線・西日野駅の西方一帯にあたる。
地理
[編集]歴史
[編集]教育
[編集]- 四郷村国民学校
交通
[編集]鉄道路線
[編集]- 三重鉄道
- 三重鉄道線(現・四日市あすなろう鉄道八王子線)
四郷村役場庁舎
[編集]四郷村役場の庁舎は四日市市西日野町3375番地に現存し、四郷郷土資料館(よごうきょうどしりょうかん)の名称で歴史民俗資料を展示する施設として利用されている[1][2][3]。四郷村役場は1921年(大正10年)に10代目伊藤伝七の寄付を受けて建設されたハイカラな2階建ての木造建築物で、一部3階建ての塔屋は展望台になっている[2]。村役場であった頃は1階に村長室や事務室、アール・デコ風の装飾がなされた2階に村議会議場や小会議室があった[4]。
1943年(昭和18年)に四日市市に編入されて以降は四日市市役所四郷出張所となっていた[4]が、1982年(昭和57年)に四日市市有形文化財に指定され[2][3]、翌1983年(昭和58年)に資料館として再生した[2][4]。館内の公開は土曜日のみで[2][3]、展示場となった1階のみ見学が可能である[2]。地域の産業であった製糸・製茶・醸造業に関する展示のほか、大正天皇が皇太子時代に行啓した際の貴賓室を再現した部屋などがある[4]。
2024年(令和6年)3月23日にリニューアルオープンし、1階には村役場の受付を再現するとともに四郷地区の歴史を紹介する映像展示を設けた[5]。
出身者
[編集]- 芝田徹心 - 文部官僚
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 三重県高等学校日本史研究会 編『三重県の歴史散歩』歴史散歩24、山川出版社、2007年7月25日、318p. ISBN 978-4-634-24624-9
- 角川日本地名大辞典 24 三重県