固有事務 ウィキペディアから無料の百科事典 固有事務(こゆうじむ)とは政治学用語の一つで、地方自治体が行政事務を行う場合に、自治体が自主的に行うべきとされている事務のことを言う。これに対して本来ならば国が行うべきなのに自治体が国から委任された上で遂行する事務のことを委任事務という。 地方自治を確立することが望ましいならば、委任事務を減らし固有事務を増やすことが望ましい。だが、日本での租税制度は中央政府の徴税能力が優先されており、地方政府の財源は二次的であることから固有事務の比重は低く留まっている。 参考文献[編集] 阿部齊 『政治学入門』 岩波書店、1996年、55頁。 関連項目[編集] 委任事務 機関委任事務 団体委任事務 自治事務 法定受託事務 この項目は、政治に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル 政治学/ウィキプロジェクト 政治)。表示編集