国際協力局
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国際協力局(こくさいきょうりょくきょく)は、外務省の内部部局の一つ。2006年8月に経済協力局と大臣官房の国際社会協力部が統合して設置され、従来、異なる部局が担当していた技術協力、無償資金協力、有償資金協力、それぞれの二国間援助、そして多国間援助、といったODAの機能を一括して担当する[1]。
なお、外務省には、1951年から1958年まで同名の「国際協力局」が設置されていたが、こちらの管轄は、ODAでなく、国際機関や国際会議への参加に関する事務であり、後の国際連合局(現在の総合外交政策局の前身)の前身だったので、同名でも大きく異なる[1]。
職務
[編集]組織
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地球規模課題審議官組織
[編集]- 地球規模課題審議官
- 地球規模課題総括課
- 専門機関室
- 国際保健政策室
- 専門機関室
- 地球環境課
- 気候変動課
歴代局長
[編集]- 別所浩郎(2007年 - 2008年)
- 木寺昌人(2008年 - 2010年)
- 佐渡島志郎(2010年 - 2011年)
- 越川和彦(2011年 - 2012年)
- 梅田邦夫(2012年 - 2014年)
- 石兼公博(2014年 - 2015年)
- 山田滝雄(2015年 - 2017年)
- 梨田和也(2017年 - 2019年)
- 鈴木秀生(2019年 - 2020年)
- 植野篤志(2020年 - 2021年)
- 鯰博行(2021年 - 2024年)
- 石月英雄 (2024年 - )
出典
[編集]- ^ a b “外務省調査月報 2007/No.2 わが国ODA実施体制の変遷と時代の要請”. 外務省. 2020年6月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国際協力局 - 外務省
- 外務省組織令:第3節第9款 - e-Gov法令検索
- 外務省組織規則:第9節 - e-Gov法令検索