坊門局 (足利義満側室)
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坊門局(ぼうもんのつぼね、? - 応永31年(1424年))は、室町時代前期から中期にかけての女性。第3代将軍・足利義満の側室。
生涯[編集]
父は和気広成で、はじめ禁裏に仕えて伊予局と称した(『薩戒記』)。後に足利義満に仕えて側室になった[1]。義満没後の応永28年(1421年)3月に日野栄子や高橋殿、対御方、光照院尊久らと共に熊野詣に出発している[2]。応永31年(1424年)末に死去した[1]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 臼井信義『足利義満』(新装)吉川弘文館〈人物叢書〉、1989年。ISBN 4-642-05150-3。