堀田春鳥 ウィキペディアから無料の百科事典 堀田 春鳥(ほった しゅんちょう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。 来歴[編集] 『浮世絵師伝』によれば春川五七の門人、京都の人。堀田氏で春川とも称す。作画期は文化から文政の頃にかけてで、合羽摺の細判役者絵や美人画を手がけた。また堀田連山の項では、「同時代に堀田春鳥と名乗りし者あり、連山と同一人なりや否や未詳」とある。 作品[編集] 『武徳万歳鑑』三巻 ※絵本、文政3年(1820年)刊行。春川春鳥画 「太夫と新造」 細判合羽摺 ※「堀田春鳥画」の落款あり。文化末年頃 参考文献[編集] 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。95コマ目(春鳥)、158コマ目(連山)。 『上方浮世絵200年展』 日本経済新聞社、1975年 ※展覧会図録 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 国文学研究資料館編 『古典籍総合目録』(第二巻) 岩波書店、1990年