外国樹種見本林
ウィキペディアから無料の百科事典
外国樹種見本林(がいこくじゅしゅみほんりん)は、北海道旭川市にある国有林。
概要[編集]
外国の樹種が日本の寒冷地で育つかどうかを観察するために造られた。学術的にも貴重なものとされている。立入りは自由。自然が豊かな森で、エゾリスも生息する。行政的には嵐山・神居自然休養林を構成する3地区内の1地区であり、北海道森林管理局の上川中部森林管理署が管理する[1]。
歴史[編集]
- 1898年(明治31年):ストローブマツ、ヨーロッパトウヒ、ヨーロッパアカマツ、ヨーロッパカラマツの4種類を植林。
- 1926年(大正15年):トドマツが植樹される。
- 1970年(昭和45年):国有林を市民に開放するレクリエーションの森として整備される。
- 1998年(平成10年):三浦綾子記念文学館建設。
- 2004年(平成16年):台風18号により大きな被害を受ける。
- 2018年(平成30年):三浦綾子記念文学館・別館(分館)建設。
概要[編集]
旭川市神楽の美瑛川右岸に位置する。中央付近を分断するように堤防が通っており、その上は両神橋から見本林の南端近くまで舗装されて自転車も通行可能である。
交通[編集]
典拠[編集]
外部リンク[編集]
座標: 北緯43度45分10.0秒 東経142度20分50.0秒 / 北緯43.752778度 東経142.347222度