天啓 (陶磁器)

ウィキペディアから無料の百科事典

天啓(てんけい)は、明代末期の天啓年間に製作された赤絵磁器

1621年から1627年にかけての7年間のみ製作された簡素飄逸な赤絵の器で、中国大陸に残っているものは非常に少ない。

日本で茶人に愛用されるなどして多くが残り、日本に輸出向けに作られたのではないかとも言われ、後世の日本各地の磁器産地で写しが製作された。

天啓と銘ある、ダルマの陶磁器