天理大学クラッシングオークス

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天理大学クラッシングオークス(てんりだいがくクラッシングオークス)は、天理大学体育総部に所属するアメリカンフットボールチームである。1978年関西学生アメリカンフットボール連盟加盟。


チームの概要[編集]

1978年に近畿学生リーグ(関西学生リーグの二部リーグ)戦に初参加。毎年2部リーグのブロック上位に入るものの1部昇格に至らず、過去最高位は、1984年度のブロック制覇(入替戦出場決定トーナメント一回戦で、岡山大学に敗退。)。

1989年に入替戦で八代学院大学(現神戸国際大学)に敗れて3部降格。その後3部に低迷し、1997年に入替戦で大阪経済大学に勝利し、2部に復帰したが、帝塚山大学に敗れ、1年で降格。

2001年の入替戦で岡山大学に勝利し、2部に再復帰してから毎年2部リーグの中位を確保している。

2003年には、黒田ボウルに出場(21-7 久留米大学)する。2008年の入替戦で摂南大学に敗れ、3部降格。その後も3部での残留が続いている。

2011年に3部Bブロックを制覇し、入替戦に出場したが、兵庫県立大学に敗れ、2部復帰はならなかった。また、2012年も、3部Dブロックを制覇し、入替戦出場校決定戦で滋賀大学を下し、2年連続入替戦に出場したが、追手門学院大学に敗れ、悲願の2部復帰はならなかった。2013年も3部Aブロックを制覇し、3年連続入替戦に出場したが、京都産業大学に敗れ、またもや悲願の2部復帰はならなかった。2014年は、3部Aブロックで2勝3敗で5校同率2位に沈み、抽選の結果5位相当となり、入替戦に出場出来なかった。

2015年は、3部Bブロックで5戦全勝で制覇し、2部リーグに出場辞退校があったため、入替戦なしの自動昇格で悲願の2部復帰を成し遂げた。

2016年は、2部で京都産業大学に悲願の初勝利を挙げたが,1勝しかできず、入替戦で追手門学院大学に大敗し、1年で3部に降格した。

2017年は2部復帰を目指したが、1勝4敗でブロック5位の成績に終わった。しかし、チェーンクルーの評価が連盟で1位となり、甲子園ボウルのメインのチェーンクルーを担当した。

2018年は、3部でブロック制したが、入替戦順位決定戦で4位となり、入替戦で大阪大学に6-68と大敗し、2部昇格はならなかった。しかし、2年連続チェーンクルーの評価が1位となり、甲子園ボウルのメインのチェーンクルーを担当した。

2019年は、部員が連盟規定に達していなかったため、4部リーグに自動降格となり、3部復帰を目指したが、2勝2敗でブロック3位となり、3部復帰はならなかった。チェーンクルーの評価は、2位となり、甲子園ボウルのシャドウのチェーンクルーを担当した。

2020年は、部員が11人であり、新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響で、新入部員の勧誘も出来なかったため、秋季リーグ戦6人制ブロックに不参加し、来年度以降部員不足で、廃部の危機に直面している。

2021年は、6人制ブロックで5戦5勝の成績であったが、4年生が卒業した後選手がほとんど残らず、2022年の公式戦出場が危ぶまれている。

過去に在籍した選手(ポジション/在籍年度・卒業後の所属)[編集]

岡本昭彦(QB/1985-88・吉本興業社長、元ダウンタウンマネージャー)

外部リンク[編集]