宇仁田ゆみ

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うにた ゆみ
宇仁田 ゆみ
生誕 (1972-05-10) 1972年5月10日(51歳)
日本三重県
職業 漫画家
イラストレーター
活動期間 1998年 -
ジャンル 青年漫画
女性漫画
代表作うさぎドロップ[1]
『よっけ家族』[2]
『パラパラデイズ』[2]
公式サイト ウニタコウボウ
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宇仁田 ゆみ(うにた ゆみ、1972年5月10日[1] - )は、日本漫画家[1]イラストレーター[3]。女性[1]。代表作は『うさぎドロップ[1]、『よっけ家族』[2]、『パラパラデイズ』[2]

来歴[編集]

三重県出身[2]在住。[要出典]名古屋市内の短期大学服飾を卒業後、アパレル会社で広告制作の仕事に従事[2][3]

その後、1998年に『ヤングアニマル』(白泉社)掲載の『VOICE』でデビュー[2]。青年コミック誌でのデビューから女性向け漫画雑誌へと掲載媒体を拡大した。

また、書籍の表紙イラスト[4]を手がけるなどイラストレーターとしても活動している。

自身の絵柄のルーツは、子供の頃に読んでいた『ハイスクール!奇面組』。[要出典]

既婚者で、二子あり。家庭の様子の一部が『ソダテコ』や『ニャントコ』などのエッセイ漫画に描かれている。

2019年6月現在は、主に『まんがライフオリジナル』(竹書房)、『楽園 Le Paradis』(白泉社)、『月刊!スピリッツ』(小学館)などで連載している。

作品リスト[編集]

漫画[編集]

  • 楽楽(2000年、白泉社ジェッツコミックス) - 『ヤングアニマル』掲載作品の短編集。デビュー作『VOICE』収録。
  • マニマニ(2002年、『FEEL YOUNG』) - 単行本全1巻(2003年、祥伝社、フィールコミックス)
  • スキマスキ(2001年 - 2003年、『ビッグコミックスピリッツ増刊IKKI』・『月刊IKKI』) - 単行本全1巻(2003年、小学館IKKI COMIX) - 2015年、実写映画化(R-15指定)。
  • 喜喜(2003年、白泉社、ジェッツコミックス) - 『ヤングアニマル』・『ヤングアニマル増刊arashi』掲載作品の短編集。
  • 男女(2004年、白泉社、ジェッツコミックス) - 『ヤングアニマル増刊arashi』・『FEEL YOUNG』他掲載作品の短編集。
  • トリバコハウス(2003年 - 2004年、『FEEL YOUNG』) - 単行本全2巻(2004年、祥伝社、フィールコミックス)
  • アカイチゴ シロイチゴ(2004年、祥伝社、フィールコミックス) - 『FEEL YOUNG』・『Zipper comic』(いずれも祥伝社)掲載作品の短編集。
  • よにんぐらし(2003年 - 2008年、『月刊まんがライフオリジナル』・『すくすくパラダイス』) - 単行本全4巻(2005年 - 2008年、竹書房、バンブーコミックス)
  • ゆくゆく(2004年 - 2005年、『FEEL YOUNG』) - 『トリバコハウス』の番外編の短編作品。単行本全1巻(2005年、祥伝社、フィールコミックス)
  • 酒ラボ(2005年、KANSAI1週間) - 単行本全1巻(2006年、講談社KCDX)新装版全1巻(2013年、竹書房、バンブーコミックス)
  • うさぎドロップ(2005年 - 2012年、『FEEL YOUNG』) - 2011年、アニメ化・実写映画化。
    • 単行本、本編全10巻(2006年 - 2012年、祥伝社、フィールコミックス)
    • 単行本新装版、全10巻(2014年 - 2015年、祥伝社、Feelコミックス FC SWING)
    • 映画・アニメ・原作 公式ガイドブック、1巻(9.5巻のナンバリングあり)
    • 番外編。
  • 青みゆく雪(2009年 - 2014年、『月刊!スピリッツ』) - 単行本全2巻(2011年 - 2014年、小学館、ビッグコミックス
  • ノミノ(2009年 - 2011年、『楽園 Le Paradis』) - 単行本全1巻(2011年、白泉社) - 2017年、ボイスドラマ化
  • ゼッタイドンカン(2008年 - 2012年、『MELODY』→『楽園 Le Paradis』)- 単行本全1巻(2012年、白泉社)
  • いとへん(2012年 - 2013年、『FEEL YOUNG』) - 単行本全1巻(2014年、祥伝社、フィールコミックス)
  • よっけ家族(2012年 - 2019年、『まんがライフオリジナル』) - 単行本全6巻(2013年 - 2019年、竹書房、バンブーコミックス)
  • ねむりめ姫(2014年 - 2018年、『楽園 Le Paradis』)- 単行本全2巻(2016年 - 2018年、白泉社)[5]
  • トリドリ恋歌(2014年、白泉社、楽園コミックス) - 『楽園 Le Paradis』本誌・web増刊掲載作品の短編集。
  • パラパラデイズ(2014年 - 2021年、『月刊!スピリッツ』)- 単行本全3巻(2017年 - 2021年、小学館、ビッグコミックス)
  • ぽんこつ手芸部(2014年 - 2020年、白泉社、『楽園web増刊』) - 単行本全1巻
  • ふかしぎ草紙(2018年、白泉社) - 『月刊flowers』・『月刊コミックZERO-SUM』・『マリカ』・『楽園 Le Paradis』掲載作品の短編集[6]
  • クレッシェンドで進め(2019年 - 2020年、『楽園 le paradis』) - 単行本全1巻
  • もぐもぐガーデン(2019年 - 2023年、『まんがライフオリジナル』2019年5月号[7] - 2023年8月号[8]) - 単行本全2巻
  • 夕暮れのあなたは、少し首をかしげて(2021年[9] - 連載中、『COMIC BRIDGE』) - 単行本既刊2巻
  • 縁もゆかりも(2022年[10] - 連載中、『月刊!スピリッツ』) - 単行本既刊1巻

単行本未収録[編集]

  • ゆるり水族館(『グランドジャンプ』2021年No.14)
  • ねこまた印の染物屋さん(2023年 - 、『まんがライフオリジナル』2023年12月号[11] - )

アンソロジー[編集]

  • 続ご出産! まるごと体験コミック(2000年、飛鳥新社
  • カップル乱れ打ち(2004年、講談社)
  • 祝ご出産! まるごと体験コミック(2006年、飛鳥新社)
  • 私の結婚式! (2006年、飛鳥新社)
  • Project PAPO Resonance(2006年、講談社)
  • 続ご出産! まるごと体験コミック2(2007年、ゴマブックス
  • ハナマルご出産!(2008年、飛鳥新社)
  • LOVERS selection(2009年、祥伝社)
  • 漫画家ごはん日誌(2015年、祥伝社)

コミックエッセイ[編集]

  • 祝!できちゃった結婚(2003年、メディアファクトリー) - できちゃった結婚の際のノウハウをコミックと文章で解説。文は高清水美音子。
  • ソダテコ(『すくすくパラダイス』→『すくすくパラダイスぷらす』2011年 - ) - 全3巻(2010年 - 2016年、竹書房)[1]
  • 柄ラボ(『デジキス』2012年1月 - 2013年8月→『Kiss PLUS』2013年11月号 - 2014年3月号→『ハツキス』2014年7月号(創刊号) - 2016年1月号)- 全1巻(2016年、講談社、ワイドKC Kiss)
  • ニャントコ(『すくすくパラダイスぷらす』2016年 - [12]) - 全1巻(2018年、竹書房、すくパラセレクション)

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 宇仁田ゆみの一覧 プロフィール”. BookLive!. 凸版印刷グループ. 2022年1月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g “宇仁田ゆみ”. コミックナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/comic/artist/1798 2023年7月11日閲覧。 
  3. ^ a b 宇仁田 ゆみ(漫画家)”. マンガペディア. 2023年7月11日閲覧。
  4. ^ 例えば、松尾友香(2011)『最新 一問一答 まる覚え生物II』中経出版。
  5. ^ 幾花にいろが楽園で新連載、かずまこをの「純水アドレッセンス」新作も登場”. コミックナタリー (2018年2月28日). 2019年6月28日閲覧。
  6. ^ 宇仁田ゆみの15年を詰め込んだ作品集、初のガールズラブ「モコ」も収録”. コミックナタリー (2018年11月30日). 2019年6月28日閲覧。
  7. ^ “宇仁田ゆみのエッセイ「もぐもぐガーデン」開始、okamaのゲーム日記も掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月11日). https://natalie.mu/comic/news/327514 2023年7月11日閲覧。 
  8. ^ 竹書房4コマ編集部 2023年7月11日のツイート2023年7月11日閲覧。
  9. ^ “宇仁田ゆみの大人向けラブストーリーが開幕、新鋭の和風ファンタジー史劇も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月28日). https://natalie.mu/comic/news/426394 2021年4月28日閲覧。 
  10. ^ “宇仁田ゆみの新連載が月スピで開始、「おやすみカラスまた来てね。」は完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月27日). https://natalie.mu/comic/news/475645 2022年4月27日閲覧。 
  11. ^ 『まんがライフオリジナル』2023年12月号、竹書房、2023年11月10日、ASIN B0CLPM6NLN 表紙より。
  12. ^ すくパラ倶楽部 作品紹介ページ

外部リンク[編集]