安藤宏寿

ウィキペディアから無料の百科事典

安藤 宏寿(あんどう ひろとし、1930年11月24日 - 2007年6月26日)は、日本の経営者日清食品社長を務めた。大阪府出身[1]。創業者安藤百福の長男[1]

経歴・人物[編集]

1952年関西学院大学法学部を中退し、アメリカなどでの留学を経て、1958年12月に日清食品に入社し、専務にも就任[1]。副社長を経て、1981年6月に社長に就任[1]。だが2年後の1983年8月、宏寿は経営方針をめぐって父で会長の安藤百福と対立し、社長を退任した。その後は百福が会長兼任で社長に復帰、さらにその後は異母弟の安藤宏基が社長に就任した。

2007年6月26日膵臓癌のために死去[2]。76歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 「現代物故者事典 2006-2008 p32、p33」
  2. ^ 2007年 6月28日 日本経済新聞 朝刊 p43