家畜商

ウィキペディアから無料の百科事典

家畜商(かちくしょう)は、、めん羊及び山羊等の家畜を家畜市場で売買、交換、斡旋する者のことをいう。免許が必要である。馬喰博労伯楽白楽(いずれも読みは「ばくろう」)と呼ぶこともある。

免許取得および申請の仕方

[編集]

以下の講習会を修了後、各都道府県の家畜課や家畜保健衛生所で免許交付を申請する。(なお、申請手続きには、最寄りの供託所で従事者数に応じた営業保証金を支払い、供託書の交付を受ける必要がある。)

講習科目

[編集]
  1. 家畜の取引に関する法令(4時間)
  2. 家畜の品種及び特徴(4時間)
  3. 家畜の悪癖、機能障害及び疾病(6時間)

受講資格

[編集]
  • 受講資格なし。ただし、未成年の場合は法定代理人の許可が必要となる。
  • 獣医師は上記受講科目の2及び3を免除、家畜人工授精師は2及び3の一部を免除される。

競馬における家畜商

[編集]

競馬の世界では、競走馬の取引において家畜商が活発に活動している。活動の形態としては馬主の代理人、取引の斡旋・仲介、自ら購入するケースなど様々である。

関連項目

[編集]

馬喰(博労、白楽)にちなむ地名が日本各地にある。

外部リンク

[編集]