山本優 (ソフトボール)
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引退 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道札幌市 |
生年月日 | 1988年8月20日(35歳) |
身長・体重 | 163cm 65kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手 |
選手経歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
五輪 | 2021 |
世選/W杯 | 2014・2016・2018 |
アジア大会 | 2014・2018 |
山本 優(やまもと ゆう、1988年8月20日 - )は、北海道札幌市出身の女子ソフトボール選手(内野手)・指導者。元ビックカメラ高崎ビークイーン所属。元ソフトボール日本代表。2021年開催の東京オリンピック金メダリスト。
経歴[編集]
北海道札幌市出身[1][2]。小学校2年で野球を始め、北海道当別高等学校1年時にソフトボールに転向[2]。2007年にルネサス高崎(現:ビックカメラ高崎ビークイーン)に入団[2]。同年、日本ジュニア代表に選ばれ、世界ジュニア女子ソフトボール選手権で準優勝[2]。その後日本代表となり、2014年の世界選手権で優勝し、2016年と2018年の同大会では準優勝[2]。2021年に開催された東京オリンピックでは、4番・三塁手として全試合に出場し、2本塁打・5打点を挙げるなどの活躍で日本の金メダル獲得に貢献した[2]。
2021年12月に北海道民栄誉賞を受賞し、12月10日に北海道庁で行われた贈呈式に出席した際、「北海道に戻ってきて、子どもたちにソフトボールを指導できたらなと思っている 」と発言し、引退を表明した[1][2]。引退後の2022年3月8日、女子中学生を対象としたソフトボールチーム「札幌Futures」(さっぽろフューチャーズ)を創設、自身が代表兼監督に就任した[2][3]。
人物・エピソード[編集]
東京オリンピック日本代表として金メダルを獲得した功績をたたえ、2021年12月12日、JR北海道八軒駅の駅前に記念のゴールドポスト(第21号)が設置された[4](ゴールドポストプロジェクト)。
詳細情報[編集]
日本リーグ個人表彰[編集]
- 2007年 - 新人賞(野手)
- 2008年 - 打点王(16打点)
- 2009年 - ベストナイン賞(三塁手)
- 2010年 - ベストナイン賞(三塁手)
- 2013年 - ベストナイン賞(三塁手)
- 2014年 - ベストナイン賞(三塁手)
- 2017年 - 首位打者賞(.471)、ベストナイン賞(三塁手)
- 2018年 - 本塁打王(7本)
- 2019年 - ベストナイン賞(三塁手)
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 山崎純一 (2021年12月10日). "東京五輪金のソフトボール山本優 今季限りで引退「指導できたらなと」". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 2023年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 小林聖孝 (2022年3月9日). "東京五輪金のソフトボール・山本優さんが女子中学生クラブチームを創設 指導方針は「エンジョイ」". スポーツ報知. 報知新聞社. 2023年2月4日閲覧。
- ^ 小林聖孝 (2022年5月8日). "東京五輪ソフトボールで金メダルの山本優監督率いる「札幌Futures」始動". スポーツ報知. 報知新聞社. 2023年11月24日閲覧。
- ^ "ゴールドポストプロジェクト". 首相官邸 オリンピック・パラリンピックレガシー推進室. 2023年11月24日閲覧。
- ^ "第(8)球 封印された幻の変化球". ドラマ24「初森ベマーズ」. テレビ東京. 2015年. 2023年11月24日閲覧。
外部リンク[編集]
- 山本優 - Olympedia (英語)