山田川 (小矢部川水系)

ウィキペディアから無料の百科事典

山田川(砺波山田川)
水系 一級水系 小矢部川
種別 一級河川
水源 袴腰山鍋床山
水源の標高 〜1165 m
河口・合流先 小矢部川(富山県南砺市)
流域 富山県

地図

地図
テンプレートを表示

山田川(やまだがわ)は、富山県を流れる小矢部川水系の一級河川。源流は袴腰山と鍋床山で、砺波平野南部を流れ福野町安居あたりで小矢部川と合流する。同じく富山県で神通川水系の山田川と区別する為に砺波山田川の呼称も使われる。

地理[編集]

河道は緩やかに蛇行しており曲線部には奇州があって渡瀬や淵、中州があるような自然に近い河川形態をしている。州にはヨシ類やオギ、陸域にマコモ、クズ、ヨモギ、ヒメジオンなどが生えている[1]

平野部に出た山田川は左岸に三段、右岸に二段の段丘面を形成し、城端市街は開析された段丘上にある[2]

ダム[編集]

流域の観光地[編集]

  • 袴腰林道の洞窟 - 石灰窯と見られている。
  • 人喰谷 - 紅葉が美しい深い谷。
  • 善徳寺 - 城端町の中心を為す寺院。
  • 林道温泉 - 富山県唯一の二酸化炭素泉。
  • 赤祖父石灰華生成地 - 支流の赤祖父川に炭酸水が湧き出ており鍾乳洞のような地形を形成している。

主な支川[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 小矢部川水系の流域及び河川の概要 (案) 国土交通省河川局p8
  2. ^ [富山大百科事典下 997頁 北日本新聞 1994年8月出版]

参考文献[編集]