平方浩介

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平方 浩介(ひらかた こうすけ、1936年昭和11年〉 - )は、日本児童文学作家・元教員。実父は児童文学者の平方久直、叔母にアマチュア写真家増山たづ子徳山ダムの底に沈む徳山村の記録を撮り続けた)がいる。

略歴[編集]

岐阜県揖斐郡徳山村(現・揖斐川町)出身。國學院大學卒業。その後、郷里の徳山村で教員をしていた1979年に小説『じいと山のコボたち』を執筆した。これが代表作となり、1983年公開の映画『ふるさと』の原作にもなった[1]。徳山村廃村後は岐阜県関市在住となる。「岐阜九条の会」代表呼びかけ人でもある[2]

著作物[編集]

  • じいと山のコボたち(童心社のちフォア文庫
  • こぶしの谷(童心社)
  • 大きくなれ!竜太(学校図書
  • さいごの夏休み(童心社)
  • 日本一のムダ(燦葉出版社)

脚注[編集]

  1. ^ 平方浩介『日本一のムダ トクヤマダムのものがたり』(燦葉出版社、2006年)プロフィール
  2. ^ 岐阜9条の会 ニュースレター3号