慈雲寺 (知多市)
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慈雲寺 | |
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所在地 | 愛知県知多市岡田太郎坊108-1 |
位置 | 北緯34度58分1.1秒 東経136度52分0.9秒 / 北緯34.966972度 東経136.866917度座標: 北緯34度58分1.1秒 東経136度52分0.9秒 / 北緯34.966972度 東経136.866917度 |
山号 | 白華山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 千手千眼観音 |
創建年 | 1350年 |
開山 | 夢窓疎石 |
開基 | 一色範光 |
札所等 | 知多四国霊場72番 知多西国三十三所霊場19番 |
法人番号 | 5180005012687 |
慈雲寺(じうんじ)は、愛知県知多市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は白華山。知多四国霊場第72番・知多西国三十三所霊場第19番札所。
由緒
[編集]1350年(観応元年)、宮山城主であった一色範光が夢窓疎石を開山として創建した。境内には範光の墓もある。南北朝時代、北朝の足利尊氏と南朝の後醍醐天皇の双方からの庇護を受けた[1]。
承応4年(1655年)の火災で本堂や宝物が焼失したが、万治3年(1660年)には寺尾直龍によって本堂が再建された[1]。江戸時代後期に編纂された地誌『尾張名所図会』にも慈雲寺が描かれている。
2006年(平成18年)には現在の本堂が竣工した。
- 戦前の本堂
境内
[編集]- 本堂(客殿) - 2006年(平成18年)竣工。
- 観音堂 - 万治3年(1660年)に本堂として竣工。岡田地区最古の建造物。
- 大師堂
- 山門
- 手水舎
- 墓地 - 一色範光の墓がある。
- 本堂
- 山門
- 観音堂
- 観音堂の内陣
- 鐘楼
- 一色範光の墓
祭礼
[編集]毎年4月に行われる岡田春祭りの際には、慈雲寺の前に3台の山車が集結する[2]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 慈雲寺 知多木綿のふるさと おかだ