新井章
ウィキペディアから無料の百科事典
新井 章(あらい あきら、1931年1月2日 - )は、日本の法学者、弁護士。群馬県高崎市出身。群馬県立高崎中学校、東京大学法学部卒業。茨城大学名誉教授。
人物
[編集]砂川事件・朝日訴訟・堀木訴訟・全逓中郵事件・家永教科書裁判など数々の憲法裁判に携わる。茨城大学人文学部教授、1996年定年退官、名誉教授。
主要担当事件
[編集]- 悪徳の栄え事件(最大判昭和44年10月15日)
- 東京都公安条例事件(最大判昭和35年7月20日)注釈:集会の自由
- 家永教科書裁判
- (第一次訴訟・最判平成5年3月16日)
- (第二次訴訟・最判昭和57年4月8日)
- (第三次訴訟・最判平成8年8月29日)
- 朝日訴訟(最大判昭和42年5月24日)
- 牧野訴訟(東京地判昭和43年7月15日)
- 堀木訴訟(最大判昭和57年7月7日)
- 旭川学テ事件(最大判昭和51年5月21日)
- 全逓東京中郵事件(最大判昭和41年10月26日)
- 東京都教組事件(最大判昭和44年4月2日)
- 全農林警職法事件(最大判昭和48年4月25日)
- 砂川事件(最大判昭和34年12月16日)
- 恵庭事件(札幌地判昭和42年3月29日)
- 長沼ナイキ事件(最判昭和57年9月9日)
- 百里基地訴訟(最判平成元年6月20日)
- 学生無年金訴訟(最判平成19年9月28日)
著書
[編集]- 『労働基本権保障と制約の法理 全逓中郵判決、都教組判決等の実践的研究と弁論』日本評論社 1975
- 『体験的憲法裁判史』現代史出版会 1977 のち岩波同時代ライブラリー
- 『憲法第九条と安保・自衛隊』日本評論社 1981