札幌市交通局120形電車

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札幌市交通局120形電車(さっぽろしこうつうきょく120がたでんしゃ)は、札幌市交通局の前身である札幌市電気局が1929年に導入した札幌市電路面電車車両である。

概要

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車両番号 製造年月 製造元 廃車年月 機器供出
120号 1929年6月 日本車輌
東京支店
1959年12月
(実質58年11月
~59年4月)
212号
121号 221号
122号 222号
123号 223号
124号 224号
125号 225号
126号 226号
127号 227号

1929年(昭和4年)に導入された木造4輪単車で、市営化後初の増備車。120~127号の8両。

110形まではダブルルーフであったが、この形式でシングルルーフが初めて採用され、扉間の窓も8個から7個に変更された。

1958年(昭和33年)、1959年(昭和34年)に110形と共に道産電車210形220形に主要機器を譲って全車廃車となった(届出上は全車1959年12月に廃車)。

主要諸元

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  • 全長:8,229mm
  • 全幅:2,210mm
  • 全高:3,445mm
  • 自重:7.0t
  • 定員:42人
  • 出力・駆動方式:18.65kW×2・吊り掛け式
  • 台車型式:住友製鋼96Y-27N