東屋五郎
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東屋 五郎(あずまや ごろう、1920年2月26日[1] - 2010年7月8日)は、日本の数学者。神奈川県横浜市出身[2]。
経歴
[編集]1940年、東京大学に入学[3]。1949年、彌永昌吉のもとで学位を取得[2]。多元環の研究で知られており、東屋多元環やクルル・シュミット・東屋の定理、東屋の補題(いわゆる中山の補題)に名を残している。名古屋大学、北海道大学などで教授を務め、亡くなる際にはインディアナ大学で教授を務めていた。1949年に中山正と共に第2回中日文化賞を受賞。
出典
[編集]- ^ Unterburger, Amy L. (1994), Who's who among Asian Americans, 1994-95, Detroit: Gale, p. 14, ISBN 0810394332.
- ^ a b “Biography of Goro Azumaya”. Azumaya Algebras, Actions, and Modules. Contemporary Mathematics. 124. American Mathematical Society. (1992). ISBN 0-8218-5132-2. MR1144022(肖像写真あり)
- ^ 岩永, 恭雄、佐藤, 眞久『環と加群のホモロジー代数的理論』日本評論社、2002年、282頁。ISBN 4-535-78367-5。